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発酵食と美肌

こんにちは 10月になりましたね。キンモクセイの香りがしはじめましたがほんとにいいかおりですね。 今週末は愛知県へお邪魔しておりました。愛知県といったら八丁味噌を代表とする豆味噌の生産地。夏に火照った肌もようやく落ち着くころ。この季節には欠かせないコウジ酸を含んだ味噌です。  豆味噌は糖分が少なく、甘みが少ないのが特徴でなんといってもチョコレートのような黒い色の味噌になります。 豆味噌にも含まれるコウジ酸の美肌効果をご紹介したいと思います。  コウジ酸の発見は1907年。その後、麹を扱う職人さんの手が白く滑らかであることから、盛んに研究が始まり、1988年に厚生労働省によって美白有効成分として認められ化粧品などに利用されるようになりました。(味噌をどれくらい食べれば効果が出るなどはデータがないので注意しましょう。) シミができるメカニズムは紫外線などを受けると皮膚の中にメラニン色素が過剰に生成するためにできやすくなるのですが、その働きをコウジ酸は抑制してくれます。 メラニン色素は、アミノ酸の一種であるチロシンに、チロシナーゼという酵素が働くことで、黒色の色素へと化学変化していきます。チロシナーゼは、銅イオンを持つことによって活性状態になります。コウジ酸は、チロシナーゼから銅イオンを奪い取ることにより、メラニン色素の産生を抑制し、美白作用を示します。 味噌、甘酒、塩麹、などに含まれる麹菌は発酵の過程でコウジ酸を生成します。味噌では特に豆味噌にコウジ酸を含んでいます。  残念ながら同じ麹を使った清酒づくりの工程ではコウジ酸が生成されないことがわかっているので清酒を飲んでも美肌には近
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