学習塾やその他習い事など「教えること」を仕事にしたいひとへ。
「教える」という社会貢献学習塾というと学校の勉強を教える「先生」のイメージを持ってしまいがちで自分にはちょっと無理だろうなと感じてしまうかたもいるかもしれませんが,「先生」を実現するのは実はそれほど難しいことではありません。
誰しも慣れ親しんだ知識や技術を持っていて,それはあなたにとっては「あたりまえ」でも,これまで触れてこなかったひとたちにとっては,あなたが「先生」たりえる強みでもあるからです。
学校で教科書の勉強を教えるプロフェッショナルは間違いなく教師ですが,あなたがつくりたい学習塾はそれ以外のことを教える,あるいは感じる,伝える,創ることができれば十分に「先生」たりえると僕は思っています。
学校の勉強で言えば,現在の公立小中学校の在り方をふまえれば,その構造上,ボリュームゾーンを中心に据えた授業にならざるをえませんし,限られた時間の中で能力も理解度も異なる子どもたちすべてをしっかりとハンドルすることは難しいでしょう。
同じ時間で理解できる子ども,できない子どもがいます。
教科,科目,分野によってそれが入れ替わります。一度出遅れた子どもたちは,授業内でその遅れを取り戻すのは困難です。
今の社会では「50mを20秒で走る子ども」に「なんで10秒で走れないんだ,がんばれ」とは言わないのに「50個の単語を1日で覚えられない子どもには,なんで覚えられないんだがんばれ」と言うのです。得手不得手は,勉強においても同じなのに,勉強だけは誰でも同じぐらいできるようになると考えられているのです(努力することが無価値であると言っているわけではありません念のため。時間を掛ければ一定のレベル
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