四柱推命には禄頭財という凶星があり、事業で成功して金持ちになるが盗賊に襲われて命を落とすことがあると書かれている。まっさかと思うのだが、禄頭財とは地支が建禄、天干が財のことを言う。この発生確率は2/60になり、一人に4柱あるから15人に2人はどこかに持っている確率になる。これは四柱推命での話である。まあ7-8人に一人くらいなら泥棒の被害にあったことくらいはあるものだ。だが命を失うほどの被害はなかなか珍しい。
四柱推命の説明では建禄と正偏財でおしまいでありどうしてだろうの答えは考えるヒントはなかった。
宿曜占星がパソコンで簡単に星が配置できるようになって、すべての相談を宿曜で受けるようになってから、この禄頭財に関して詳しく推しはかることができるようになった。宿曜や七政でこの星を持つ方は、道を歩いていてアクセサリーをひったくられて転んでけがしたり、家に泥棒が入られたりという経験をもっておられた。
宿曜では星の名がないので、七政四余の星の名を流用して解説しているが、その星の正財と偏財の両方を持つとこの禄頭財と同じ作用を持つ。正財は不動産運・固定資産の獲得管理能力だ。安く買い取り高く売る能力があり、価値が上がるところがわかる。派遣、大家、建設、病院などはこちらに入る。偏財は商才、安いものを買って移動し高く売る商売の能力。スーパー、株式投資などはこちらに入る。
実はこの禄頭財、父も私も持っている。父は若いころ家に押し入ってきた男に殴られて、警察たのんで懲らしめたことがある。私も去年土地の林木の盗難で民事訴訟をしていた。私の場合こうした盗難被害は10年に一度くらいあり、まいいかと見過ごすとさらにエスカレートするので訴訟せざるを得ない。つまり不動産と換金可能なもの二つを合わせ持てば人は盗みに来るという人間のカルマがここに示されている。
「コロナで生活できなくなったから泥棒して逮捕されるのに、どうして政治家の皆さんは30満ずつ税金から配って逮捕されないの・・・」とツイッターに書き込みがあったが、生活できなくなった泥棒がどこから取るかが問題で、やはり貧しく困っている人から取ったのでは大変な迷惑なのだ。この迷惑をかけられる星が禄頭財である。
この星は強盗に殺されるという激しいものだから、かなり金持ちにならないと殺されない(車庫に高級車、大理石の門とか)。また強盗から見て殺しやすいところに住む(田舎の散村とか、団地の端っことか)。生活の動きが読み取れる範囲で観察しやすい生活をする(犯人は隣人とか)。
ま、禄頭財がなくともここまで行くと泥棒に狙われそうだ。しかし最近は現金金塊なんか家に置かないので個別住宅を襲うことはほぼない。今後治安が乱れたらどうなるか分かったものではないが。
長年こんな視点で見ていると強盗に合わないようにするにはどうしたらいいのかがわかってくる。それについては個別に相談を受けた時にケースバイケースでお答えする内容になるが、凶星の理由を追ってこんな視点で見てみると安全安心な生活をする方法が見えてくる。