こんな経験はありませんか?
仕事量が増えたので値上げしたい
追加作業が発生したので追加請求したい
支払い期限を過ぎているので催促したい
次回から料金を上げたい
でも、クライアントに言い出しにくい
特に難しいのが、「お金の話」です。
相手との関係を壊したくない。でも、こちらが我慢し続けるのも違う。
だから文章を何度も書き直して、結局送れない――そんな方は少なくないはずです。
大切なのは「何を言うか」より「どう伝えるか」
値上げの相談自体は、決して悪いことではありません。作業量が増えたのであれば、料金を見直すのは自然なことです。
問題は伝え方にあります。
例えば、こんな一文だけを送ってしまうとどうでしょうか。
「作業量が増えたので、来月から料金を上げさせてください。」
内容としては間違っていません。ですが、これだけでは相手によって「急に言われた」という印象を与えてしまうかもしれません。
同じ「値上げ」を伝えるにしても、
これまでの経緯
現在の作業内容
変更する理由
相手への配慮
新しい料金
適用時期
これらを整理して伝えるだけで、受け取る印象は大きく変わります。
具体例で見る「伝わる値上げメール」
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
よくある例
「これまで○○円で対応してきましたが、作業量が増えたため、来月から○○円に値上げさせていただきたいです。
ご理解よろしくお願いいたします。」
要点はまとまっていますが、これだと「要求」がそのまま届いてしまい、相手によっては身構えてしまうことがあります。
改善するポイント
大切なのは、「値上げしてください」という要求だけを伝えるのではなく、なぜ変更するのかを相手が自然に理解できるようにすることです。
例えば、こんな流れにするとどうでしょう。
「これまで○○円で対応してまいりましたが、現在は当初の想定よりも○○の作業が増えている状況です。
今後も品質を維持しながら継続して対応するため、○月以降の料金について、一度見直しをご相談できればと考えております。」
このように書くと、同じ内容でも受け取る印象が変わります。
「値上げ要求」ではなく「料金についての相談」
という位置づけになるからです。
(ここでは考え方のポイントだけをご紹介しています。実際の文面は、状況や関係性によって細かく調整する必要があります。)
「言いにくいお金の話」は、値上げだけではない
ここまで値上げを例に説明してきましたが、実はこれ、値上げだけの問題ではありません。
フリーランスや個人事業主として働いていると、「言いにくいお金の話」は意外と多いものです。
値上げ
追加請求
未払いの催促
予算の確認
見積もりの提示
契約条件の変更
作業範囲の確認
どれにも共通しているのは、
「言っていることは正しい。でも、言い方が難しい」
という点です。
文章力の問題ではなく「関係性の設計」の問題
「文章を書くのが苦手だから言えない」——そう思っている方もいるかもしれません。
でも、実際には文章力だけの問題ではないことがほとんどです。
重要なのは、
「相手との関係性を考えながら、こちらの要求を文章に落とし込むこと」
です。
丁寧すぎれば、要求そのものが伝わらない。
強すぎれば、関係が悪くなってしまう。
その間のちょうどいいバランスを、状況ごとに見極める必要があります。
状況に合わせた3つの伝え方
こうした「言いにくいお金の話」は、相手との関係性によって、適した伝え方が変わります。
① 丁寧型
関係維持を最優先にした伝え方です。長く付き合っているクライアントや、今後も継続して良い関係を築きたい相手に向いています。
② バランス型
相手への配慮と、自分の要求をバランスよく両立させる伝え方です。どのトーンにすべきか迷ったときは、まずこちらを検討するのがおすすめです。
③ 強め型
条件や支払いについて、明確に伝える必要がある場合の伝え方です。未払いの催促など、はっきりと意思表示をしたい場面で使います。
文章を考える時間がもったいない、という方へ

値上げ・未払い催促・追加請求など、
「言いたいけど、自分では文章にしにくいお金の話」
を代わりに文章化するサービスを行っています。
状況をお聞きしたうえで、
丁寧
普通
強め
など、相手との関係性に合わせて文章を作成します。
「こんな内容でも大丈夫かな?」という段階でのご相談も大歓迎です。
詳しいサービス内容はこちらからご覧ください。