最近は「〇〇コンサル」という肩書きを名乗る人が増えています。とても面白い流れだと思います。
ひと昔前なら、コンサルタントといえば経営や戦略といった大きな領域の専門家というイメージが強くありました。しかし今はもっと細かい分野に分かれています。SNS運用コンサル、片付けコンサル、健康コンサル、婚活コンサルなど、かなりニッチな領域まで広がっています。
これはある意味では良いことです。
自分の得意な分野を深く掘り下げ、その領域で困っている人に対して具体的な助言やサポートをする。こうした専門性の細分化は、情報が溢れる現代においてはむしろ自然な流れだと思います。
一方で、少し気になる面もあります。
「コンサル」と名乗ることで権威性だけを強く見せ、高額な料金を設定しながら、実際には結果や責任については曖昧なままというケースも見かけます。相談には乗るけれど、その後の成果については関知しないというスタンスです。
もちろんコンサルタントという仕事は、必ず結果を保証するものではありません。最終的に行動するのは依頼者自身だからです。しかし、それでも「どこまでが責任範囲なのか」「どこからが自己責任なのか」が見えにくいと、信頼関係は成り立ちにくくなります。
結局のところ大事なのは、肩書きではなく中身です。
何をどこまで具体的に提供できるのか。その人が本当にその分野で経験を積んできたのか。それとも言葉だけを整えているのか。
「コンサル」という言葉が軽くなっていく時代だからこそ、受け手側も冷静に見極める力が必要になっているのかもしれません。
追加:占い師になるのにコンサルに高額を払う必要はありませんよ。