デジタル時代のCM

デジタル時代のCM

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最近、YouTubeやSNSのショート動画を見ていると、広告の形が随分変わったなと思います。

以前のCMといえば、企業が商品を紹介し、その特徴や価格を伝えるものでした。しかし今は違います。

「すてきなレストランを見つけました」
「本当は教えたくないんですが」
「このアプリを使ったら、こんなチラシが簡単に作れました」

そんな一般人の体験談のような形で始まる動画をよく見かけます。

見ている側も最初は広告だと気づかず、誰かの日常や感想を見ている感覚になります。そして気が付くと、その商品やサービスの説明が始まるのです。

もちろん、本当に良い商品や便利なサービスもたくさんあります。実際に体験した人の感想は参考になることもあるでしょう。

ただ、中には少し注意が必要なものもあります。

「これを使えば月収20万円の副業もすぐ達成」
「たった数日で人生が変わった」
「誰でも簡単に成功できる」

そんな言葉が並んでいると、つい興味を持って、なになに、そんな美味しい話どこにあるの?と思ってしまいます。

しかし、本当に誰でも簡単に結果が出るなら、多くの人がすでに成功しているはずです。現実には、どんな仕事も学ぶ時間や努力が必要ですし、人によって向き不向きもあります。

そして私自身も、宣伝を見て試してみたことがあります。

今よく広告で見かけるお絵描きアプリを使ってみたこともありますが、「宣伝で言われているほどではないな」と感じました。

また、SNSで絶賛されているレストランについても、「行ったことはあるけれど、そこまで特別ではなかったな」と思ったことがあります。

もちろん感じ方には個人差がありますし、実際に良い商品やお店もたくさんあります。ただ、広告の印象と実際の体験が必ずしも一致するとは限らないのです。

そしてそれらのコマーシャルに見えないコマーシャルや動画は、それを出すことで収益を得ているというカラクリに注意しないといけません。

それは、元々のお店や会社からの収益だけではなく、動画の再生数や、他の副産物からの収益もあります。もちろん悪いことではありませんが、いろいろなカラクリがあるのだということを知っていて欲しいのです。


昔のCMは商品を売るためのものでしたが、今の広告は「憧れの生活」や「成功した自分」を見せることで、見る人の気持ちを動かそうとします。

だからこそ、私たちも広告を見る目を持つことが大切なのかもしれません。

「これは本当に体験談なのだろうか」
「誰が得をする仕組みなのだろうか」
「自分に本当に必要なものだろうか」

そんなことを一度考えてみるだけでも、判断は変わってきます。

情報があふれる時代だからこそ、すぐに信じるのではなく、一歩引いて眺める視点も大切です。広告に振り回されるのではなく、自分で選ぶ力を育てていきたいものです。




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