何事も過ぎれば毒になります

スポーツの後の水は美味しいですね。でも、この水も飲みすぎれば死んでしまうということをご存じでしょうか？水で喉が詰まって水死するのではありませんよ。水の飲みすぎで死ぬのです。

占いも同じです。大切な人生の岐路に助言をもらおうと思ったり、別れた彼との関係に決着をつけたいと思ったり、使い方は人さまざまですが、占いもやりすぎれば毒になります。

安心感や楽しさを求めて占いをやりすぎてやめられなくなった人や、一人の占い師の回答では満足できず、あの人、この人と渡り歩く人のことを「占いジプシー」と言いますが、値段の高い占い師の方が当たるのではないかと思い始めることもあり、経済的にも大きなダメージを受けます。

占いは一度占ってもらったら必ず時間をあけてください。恋愛なら最低でも1か月は開ける方がいいでしょう。そして、占ってもらったことを何度か読み直す。考える。その結果から自分はどうしたいのか考え行動するということが必要です。

占いは地図です。もらった地図を検討することなく、見た瞬間に捨て、次の地図を欲しがるのは、占いの正しい使い方ではありません。

今日もお一人キャンセルをさせてただきました。数日前に占ったばかりです。もちろんキャンセルをしない場合もあるのです。それは私の占い師としての直感です。占い師としてこの鑑定はその方にとって本当に必要だと思うか、不要だと思うかです。だから、キャンセルされた場合は、そのまま素直に受け取っていただき（他で占いすればいいやではなく）以前にお渡しした結果を今一度しっかり読み解くことをしていただければと思います。