【中学受験】『捨てる勇気』 やらせ過ぎると成長を阻害します。

【中学受験】『捨てる勇気』 やらせ過ぎると成長を阻害します。

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学び
この時期によく遭遇するのが、
『目がとろ〜んとして、疲れ果てた女の子』
なんです。
特に体力のない女の子に多いです。
(今年教えている子たちの話ではありません。誤解のないように、先にお伝えします。)
この子たちは一点を見つめて固まっていることが多いです。
さらに、頭の反応スピードもかなり落ちています。
寝不足の場合や単純な疲労の蓄積の場合が多いです。
なぜここまで行ってしまうかというと、こうなる前に模試で成績が下がったからなんです。
下がった成績を何とか元に戻そうと、一気に復習の量を増やすため、もの凄い量を処理しなければならなくなります。
それを何日も続けていると、だんだんと頭を使わなくなり、反射的に解くようになってしまいます。
追い討ちをかけるように、風邪などで寝込んでしまうと、完全に治り切る前にまた勉強が始まります。親はかなり焦り、子供はどんどん削られていきます。
親は『子供を合格させてあげたい!』『ここまで頑張ってきたのだから、結果を出せてあげたい!』という愛情から、このような動きになってしまうので、なかなか歯止めがかかりません。お父さんが止めようとしても、止まらないことも多いです。
こうなった時に1番厄介なのが、
『以前は頭を使って考えていた子も、ほとんど頭を使わなくなり、ケアレスミスを連発するようになってしまう』
ということなんです。
酷い時には、簡単な公式すら飛んでしまいます。
ミスをし過ぎると、ミスをしていることに慣れてきてしまい、罪悪感がなくなります。こうなると、負のスパイラルに陥り、そう簡単に直らなくなってしまいます。
こうならないためには、『捨てる勇気』が必要です。やればやっただけ伸びるという幻想を捨ててください。
オーバーワークになると、本来なら身につくはずだったものも、ほとんど身につかなくなります。特に中学受験は、精神的に幼く体力もない子供がやっているので、もろに影響します。
この時期になると過去問が入ってきます。志望校が増えれば増えるほど、やるべき過去問が増えます。
過去問が入ってくる前から、塾の宿題を処理するのでいっぱいいっぱいだったのに、そこに過去問が大量に入ってきて、回らなくなるのは火を見るよりも明らか。
それにも関わらず、全てを処理しようとしたら、当然子供は潰れていきます。
そうならないためにも、『捨てる勇気』が必要になってきます。
一度整理しますと、
『塾の通常授業の宿題は、全範囲を忘れないようにするためのもの』
『過去問はその学校によく出る問題を、できるようにするためのもの』です。
『塾の日特はだいたい過去問講座』
『塾の土特はだいたい総復習講座』
だと思います。
この中で過去問を削ることはできません。
あとは、『過去問を家でやるのか?塾でやるのか?』になります。
塾の講座だけに任せていれば、こなせる量は当然減ります。数をこなしたいのであれば、家でやった方がいいですし、自分一人で解説を読んでもわからないなら、塾の講座を取るしかありません。
直前までどこを受けるかわかりませんし、志望校が4〜5校あれば、ほぼ全範囲をやっておく必要があります。そうすると、全範囲を忘れないようにしておく必要があるので、塾の通常授業の宿題か、土特の宿題をやっておく必要があります。
ここで注意が必要なことがあります。『苦手科目は塾の宿題をただやっていても、成長もせずに穴が埋まらない』ことがあります。
これには理由があります。この時期の塾の宿題は、基本が出来ている前提で出されていることが多いので、基本ができていない子にとっては、ほとんど意味をなさないことがあるからなんです。親としては『この宿題をやっていたら、いつかできるようになる』と思いたいのですが、模試を受けるたびに成績が下がったり、過去問やっても3割しか取れない、、、などといったことが、よく起きてしまいます。
このようにいろいろな問題が起きてしまうので、やるべきことを明確にして、その中でも優先順位をつけてやってください。
過去問の中でも時間がない場合は、苦手な単元を拾ってやらせてください。
ピークを2月に持って行けるように、いらないものは切ってしまって、必要なところに勉強時間を回してくださいね!

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