本番に弱いご家庭は、『ケアレスミス』を甘く見ています。
『たまたま』
『うっかり』
『ちゃんと読めばできた』
『きれいに書けばできた』
『筆算していたらできた』
『図を書けばできた』
『図形に書き込んでいればできた』
『たら』『れば』を並べて、なぜか反省しません。
このようなご家庭からは
『どうしたらミスが減るでしょうか?』と
よく相談されます。
『ちゃんと設問に線を引いて読む。』
『式を書いて、出た答えには単位を書く。』
『線分図やダイヤグラムを綺麗に書く。』
『きちんと図形に書き込む。』
『縦を揃えて、大きめに書いて筆算する。』
『無理な暗算はしない。』
『頭に無駄なストレスをかけないように、流れるようにすらすら式を書く。』
『頭の中で2回以上変換しない。』
このようなことをアドバイスします。
受かるご家庭は、これらのことを淡々と直し続けてくれます。子供がすぐにやらなくなることも見越して、しっかりと監視してくれます。子供に振り回されることがないです。ある程度信頼していただけていると思います。
これに対して、
本番で失敗しやすいご家庭は、聞くだけ聞いて、その中からやりたいものだけを選んで、つまみ食いしていきます。しばらくすると、ほとんどやっておらず、見事に元に戻っていきます。
『先日お伝えしたことを、ほとんどやっていません。監視してやらせていただけないでしょうか?』とお願いしても、
『やるようにいつも言っているのですが、、、。すみません!やらせます!』
と言っていただけるのですが、ほとんど何も変わりません。
『この二つのご家庭は、何がちがうのか?どちらも子供を合格させたい気持ちは同じはずなのに、、、』と悩んだ時期もありました。
受かるご家庭は、
『こんなミスをしていたら、必ず落ちる。緊張状態でやれば、さらにミスが出る。』
と考え、本番に向けて事前にできる努力を惜しみません。
また、『先生が注意していることには、自分たちにはわからない先のことも見越して注意してくれているから、そのまま全部やった方が安全だ。』と考えてくれます。
落ちやすいご家庭は、
『ミスしなかったらできていたんだから、大丈夫!大丈夫!ちゃんとやればできる子なんだから大丈夫!』というように、子供を励ますかのように、ミスを有耶無耶にしてしまいます。
また、『先生はちゃんとうちの子のこと、見えているのかしら、、、。そんなこと言われなくてもわかってるのに、何を言っているんだろう、、、』と考えています。
当然ですが、
『親の言うことを聞く子は、ミスが少ない。親が他人の話に耳を傾ける家の子は、子供も人の話をちゃんと聞ける。』
『親の言うことを聞かない子は、ミスが多い。親が他人の話を聞き流す家の子は、子供も話をつまみ食いして聞く。』と言えます。
親の言うことを聞く子は、大人の話に耳を傾けて、質問の内容をしっかりもと理解しようとするので、設問もしっかり読みます。
親の言うことを聞かない子は、大人の話を聞き流していて、質問の内容を理解するというよりも、自分勝手に判断して好きなように答えてしまいます。
このような傾向は強いと思います。
(子供の特性の強さによって、この話は成り立たなくなることがありますので、ご注意ください。)
本当に合格させたいのであれば、今からでも遅くないので、子供の身勝手な行動を制御してください。そう簡単にお母さんの言うことを聞かないかもしれませんが、ケンカをしてでもやるべきことをやらせてください。今から癖をつければ、本番に間に合います。
合格しやすい子は『ミスをしない子』です。難問が解けるようにするよりも、ミスを減らす方が、絶対に合格しやすいです。
ただ、ミスは簡単に減りません。ご家庭の環境やご両親や子供の性格、今までの問題への取り組み方がかなり影響しています。そのため、直すためにはかなり時間がかかります。早め早めに対処してあげてくださいね!