週末起業

・ココナラに出会うまでの物語

ココナラとの出会いはもうだいぶ前になります。

その当時は学校職員でしたので作業は土日でした。

ココナラに出会う前、2004年の頃からブログをはじめ、やがてグーグル・アドセンスやアマゾンアソシエイト、楽天アフィリエイト、A8やヤフオクなどアフィリエイトも一通りやりました。なかでもアマゾンアソシエイトははじめの頃はGoogle検索エンジンがブログを高く評価してくれましたので、驚くほど売れました。

その経験が忘れられずに情報商材もだいぶ買いましたし、塾も入ったことがあります。ただ忙しくて作業がついていけず、そのために成果が上がらないのだと思っていました。今考えれば、そもそも無理ゲーだったと思います。スパムブログの量産や商品紹介など単調な膨大な作業ですから、売れるはずはないのです。それでもインターネットには夢がありました。個人で何かができる気にさせてくれました。その頃の愛読書は梅田望夫さんの『ネット進化論』です。

「インターネットは個を強くする」という言葉が印象に残っています。

・ネット広報を使った週末起業

もともと文章を書くのは好きで、仕事も広報ですのでネットでの副業は好きでした。また、仕事ではネットに広告を出稿する立場でしたので、ノウハウもタダで学びました。学生募集の広報が仕事ですのでアドワーズなどリスティング広告に受験シーズンは100万円以上の予算を割いていました。SEOとリスティングのノウハウとスキルで独立もできたのですが、今考えれば止めておいてよかったと思っています。というのもGoogle の全盛期は2007年頃、その後徐々にリスティング広告の効果は低下していきました。

アフィリエイターたちがSEO対策と称して検索エンジンアルゴリズムを悪用した表示順位（オーガニック検索順位）の操作を行い、SEOはめちゃくちゃになりましたし、また一方でユーザーもネット広告とコンテンツの区別ができるようになり、バナー広告のクリック率は急激に低下、検索エンジンの重要度が下がりました。

　Google側もアルゴリズムの度重なる変更を行い、ブログの検索順位は急落し、やがてブログは冬の時代を迎えました。

　それとクロスするように出てきたのがSNSです。日本では３１１の時に絆（きずな）ということが意識されはじめたのでFacebookやTwitterが広がりました。これにはスマホの普及も貢献しました。

　そこで私も自分の特技を生かしてSNSを使って情報を拡散するというSNS広報をココナラで始めました。拡散のツールとしてtwitterとブログ、facebookを使いました。SNSはネットの草の根ツールなので地道にやればそれなりに成果がでます。これまで1000件以上を受注してきたということは自分でも驚いています。ココナラに出会えて本当に良かったと思っています。

・SNSの変遷そしてSNSのうらおもて

実名制のfacebookの登場で自立した個が発信するソーシャルという考え方は定着するように見えましたが、しかし、すぐに「ソーシャル疲れ」現象が現れ、ネットを個人の情報発信の場とするよりは、友達とのコミュニケーションのツールとするLINEなどが伸びました。

　インターネットは常に商業主義というかお金儲けの場と考えられることが多く、企業もインターネット戦略を展開しています。インターネットの当初の匿名の自由な発言の場というものは本格的に登場した1995年（WIN95の普及した年）以降、Googleが登場した2000年以降、そしてFacebookやtwitterなどSNSが力を持った2010年以降とほぼ10年よりは短い周期で主役が交代してきています。その中で2021年にGAFAがトランプ陣営のアカウントを軒並みロックしたことは今後尾を引きそうです。おそらくだいぶ規制がかかるようになるでしょうし、SNS自体が衰退していくかもしれません。それくらいに大きな問題だと思います。プラットフォーマーが政治的な判断をするという是非は前からあった問題でそれが今回一気に火を噴いた感じです。

・これからの変化

2020年以降はまた違うネットのコミュニケーションのためのツールが登場するでしょう。ネットが違うステージに行くと予測されます。

ということは、そろそろどんなものがくるか探り始めた方がよさそうです。

その際にキーとなるのは信頼できる情報を提供するということだと思っています。

とにかく2021年は激動です。世界もネットもビジネスも。しかしチャンスは常にあります。小さいものは常に先に動いてチャンスを切り開いていくことでサバイバルできます。アンテナを高くあげましょう！