自分の強みが分からない人に共通している1つのこと

自分の強みが分からない人に共通している1つのこと

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「自分の強みが分からない」

相談でいちばん多く聞く言葉のひとつです。

ここでは、お子さんの才能ではなく、大人が自分自身の強みをどう扱うかに絞って書きます。

強みは、たいていもう出ている


ただ、話をうかがっていくと、強みが無い人にはほとんど会いません。
出ていないのではなく、本人がそれを強みだと思っていないだけ、という状態がほとんどです。

たとえば、人の機嫌の変化にすぐ気づく。
頼まれごとを断れない。
細かいところが気になって、直さずにいられない。

本人はこれを「短所」として話します。
気を遣いすぎる、優柔不断、こだわりが強い、という言い方で出てきます。

でも、同じ性質を別の場所に置くと、そのまま仕事の質になります。
気づく力、受け止める力、精度を上げる力。名前が変わるだけで、中身は同じです。

見つからないのではなく、使い先が決まっていない


つまり問題は、強みが無いことではありません。
どこで使うかが決まっていないことのほうです。

使い先が決まっていないと、強みは「疲れる癖」として現れます。
気づきすぎて消耗する、断れなくて時間が無くなる、細部にこだわって終わらない。

置き場所が決まった瞬間に、同じ性質が武器に変わります。
変わったのは本人ではなく、配置のほうです。

短所として話される言葉を、書き出してみる


ひとつ、その場でできることがあります。

これまでに人から言われた「短所」を、思いつくだけ書き出してみてください。
気にしすぎ、頑固、飽きっぽい、遠慮しすぎ。何でも構いません。

書き終えたら、その一つひとつに「これが役に立つのはどんな場面か」を足していきます。

気にしすぎ → 小さな変化に気づける場面
頑固 → 基準を下げてはいけない場面
飽きっぽい → 次々に切り替える必要がある場面

不思議なもので、短所として言われてきた言葉ほど、その人の性質をよく言い当てています。
褒め言葉より正確なことすらあります。

なぜ自分では決められないのか


ここで多くの人がつまずきます。
「じゃあどこで使えばいいのか」が、自分では決められないのです。

理由はシンプルで、判断材料が今の自分の中にしかないからです。
今うまくいっていない状態のまま考えると、選択肢も今の延長線上のものしか出てきません。

過去を振り返っても答えが出ないのは、当然なんです。
振り返る目が、今の自分だからです。

先の自分に聞く、という方法


私がよく使うのは、時間の軸をずらす方法です。

うまくいっている先の自分から見たら、今の自分はどこで力を使っているか。
その視点に立つと、不思議と迷いが減ります。

今の自分が「無理そう」と思っていることを、先の自分は当たり前にやっていたりします。
順番としては、決めてから進むのではなく、先を見てから決めるほうが早いのです。

自分の場合はどうか


ここまでは一般的な話として書きました。
実際には、その人が何を強みとして持っていて、どこに置けば効くのかは、まったく違います。

自分の場合はどうなのかを知りたい方へ。
「未来のあなたからのメッセージ」では、これから進む先の視点から、いまの状態をお伝えしています。

自分で決めきれないときほど、先の側から見たほうが早く決まります。

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