写真でGoogle検索した人が、自社のサイトに来ているかを確かめる|Search Consoleの新しい絞り込みと、商品写真で見直すこと

写真でGoogle検索した人が、自社のサイトに来ているかを確かめる|Search Consoleの新しい絞り込みと、商品写真で見直すこと

記事
ビジネス・マーケティング
「この部品の名前が分からない」「この器はどこで買えるのだろう」。
そんなとき、言葉ではなく写真で調べる人がいます。

Googleは2026年9月、Search Consoleの検索パフォーマンスに「マルチモーダル」という絞り込みを加えました。
写真を使った検索から、自社のサイトがどれくらい表示され、見られたかを確かめるためのものです。
聞き慣れない言葉ですが、難しく考える必要はありません。
この記事では、自社に関係があるかの見分け方と、数字が出たとき、出ないときに何をするかをまとめました。

■どんな検索が数えられるのか


Googleの発表では、次のような検索が対象とされています。

・Googleレンズで撮影、または写真を選んで調べる
・Androidの「かこって検索」で、画面の中のものを囲んで調べる
・Google検索に写真をアップロードして調べる
・Chromeで画像を右クリックして調べる

Search Consoleのヘルプでは「検索の一部として画像が使用されたウェブ検索結果」と説明されています。
数字は通常のレポートと、生成AIのレポートの両方で見られると案内されています。

■関係がありそうな会社、後回しでよい会社


次のような会社は、見ておく意味があります。

・商品や部品を、見た目で探されることが多い
・型番や正しい名前を、お客様が知らないことが多い
・施工例や作品など、写真が多いサイトを持っている
・お店の外観や料理の写真から調べられそう

反対に、次のような会社は後回しでかまいません。

・相談や士業など、形のないサービスが中心
・Search Consoleを月1回も見られていない
・会社の名前で探されることがほとんど

後回しの会社は、まず通常の検索の数字を見るほうが先です。

■確かめ方


1. Search Consoleを開き、自社のサイトを選びます
2. 「検索パフォーマンス」を開きます
3. 検索タイプの絞り込みで「マルチモーダル」を選びます
4. 期間を決め、グラフの下の「ページ」を押します

画面の表示は変わることがあります。
数字は、こうした経路から実際に自社のサイトへの流れがある場合にだけ表示されるとGoogleは説明しています。
そのため、項目が見当たらなくても、設定の失敗とは限りません。
Search Consoleをまだ登録していない場合は、先に登録が必要です。

■数字が出たときに見ること


見る順番は3つで十分です。

1. 表示やクリックの多いページを3つ控える
2. そのページを開き、写真と文章が合っているかを見る
3. お客様が次に知りたいこと(価格の目安、在庫、対応地域、問い合わせ先)が近くにあるかを見る

写真で調べて来た人は、そのものの名前を知らないことがあります。
そのため、商品名だけが書かれたページでは「これで合っているのか」が伝わりません。
用途や大きさ、似たものとの違いを一言添えると、安心して読み進めてもらえます。

■写真の周りで見直すこと


Googleの画像についての案内から、小さな会社でも手を付けやすいものを選びました。

・写真の説明(代替テキスト)に、何の写真かを具体的に書く
・ファイル名を、内容の分かる短い名前にする
・写真の近くに、関係のある文章を置く
・鮮明な写真を使い、大きすぎるものは小さくしてから載せる
・大事な写真を、背景画像だけで表示しない

背景画像としてだけ表示している写真は、Googleの画像検索の対象になりにくいと案内されています。
どう表示しているか分からないときは、制作会社に聞くのが早いです。

■ここで慌てないでください


「画像検索の対策をしないと取り残されます」という案内を受けることがあるかもしれません。
数字が少ない、あるいは出ないのは、小さな会社のサイトではよくあることです。
新しい絞り込みができたからといって、新しい設定や費用が要るわけではありません。
まずは今ある写真と文章を整えることから始めましょう。

■やってはいけないこと


・説明文に、同じ言葉をいくつも詰め込む
・実物と違う写真や、ほかのサイトの写真を無断で使う
・写真を増やしすぎて、ページを重くする
・1か月の数字だけで、良し悪しを決める

■頼むときに伝えること


・ホームページのアドレス
・Search Consoleを見られるか、だれが管理しているか
・写真で探されそうな商品やサービス
・表示の多いページと、この3か月の数字
・増やしたいお客様と、問い合わせの数

この5つが分かれば、どのページの写真から直すかを決めやすくなります。

■自分で確かめるチェックリスト


・「マルチモーダル」の絞り込みを探した
・数字が出ていれば、多いページを3つ控えた
・そのページの写真に、具体的な説明を入れた
・写真の近くに、用途や大きさの説明がある
・問い合わせ先に、すぐたどり着ける
・3か月後に見直す日を予定に入れた

■よくある質問


Q. 費用はかかりますか?
A. Search Consoleは無料で使えます。この絞り込みも、Search Consoleの中で使えます。

Q. 項目が出ないのは、問題ですか?
A. それだけでは問題とはいえません。写真で調べた人からの流れがなければ、数字は表示されません。

Q. どんな写真で調べられたのかまで分かりますか?
A. Googleの発表に、そのような案内はありません。分かるのは、どのページがどれくらい見られたかだと考えておきましょう。

Q. Instagramに写真を載せていれば十分ですか?
A. 役割が違います。写真で調べた人を自社の商品ページに案内するには、ホームページ側の写真と説明も整えておくと安心です。

Q. 写真は何枚くらい載せればよいですか?
A. 決まった枚数はありません。お客様が確かめたい角度や大きさが分かる枚数を、読み込みが重くならない範囲で載せましょう。

■任せたい方へ


ご自分で月に一度確かめられる方は、この手順で十分です。
「数字の読み方が分からない」「どのページの写真から直せばよいか決められない」という方には、集客のご相談をお受けしています。
お客様の探し方を整理するところから、一緒に考えます。

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