Search Consoleで「AIの回答に自社のページが出た回数」が見られるようになりました|小さな会社の見方と、月10分の確かめ方

Search Consoleで「AIの回答に自社のページが出た回数」が見られるようになりました|小さな会社の見方と、月10分の確かめ方

記事
ビジネス・マーケティング
「最近はAIの回答で調べる人が増えたと聞くけれど、うちのホームページは出ているのだろうか」。
そう気になったことはありませんか。

Googleは、無料の分析画面であるSearch Consoleに「生成 AI パフォーマンス レポート」を加えました。
2026年6月に一部のサイトから始まり、8月末までに世界中のすべてのサイトへ広がったと案内しています。
GoogleのAIによる概要やAIモードに、自社のページへのリンクがどれくらい出たかを、自分の数字で確かめられるようになったのです。
この記事では、詳しい担当者がいない会社でも月10分で見られる手順と、数字の受け止め方をまとめました。

■このレポートで分かること、分からないこと


分かることは、次のとおりです。

・AIによる概要とAIモードに、自社のページへのリンクが表示された回数
・どのページが表示されたか
・どの国で、どの機器(パソコン、タブレット、スマホ)で表示されたか
・日、週、月ごとの増え方、減り方

一方で、次のことはこのレポートだけでは分かりません。

・どんな言葉で調べた人に表示されたか
・ChatGPTなど、Google以外のAIでの表示
・AIの回答の中で、自社のことがどう書かれていたか
・問い合わせにつながったか

Googleのヘルプで案内されている数字は表示回数で、クリック数の項目は案内されていません(2026年11月時点)。
「表示された」と「読まれた」は別のことだと考えておきましょう。

■開き方


1. Search Consoleを開き、自社のサイトを選びます
2. 左のメニューの「パフォーマンス」のところで、生成AIのレポートを選びます
3. 期間を選び、グラフの下の「ページ」を押します

画面の表示は変わることがあります。
見当たらないときは、Search Consoleのヘルプで「生成 AI パフォーマンス レポート」と調べてください。

Search Consoleをまだ登録していない場合は、先に登録が必要です。
登録したての期間のデータは少なく、すぐには判断できません。

■月10分で見る順番


1. 全体の表示回数を、前の月と比べる(2分)
2. 「ページ」で、表示の多いページを3つ控える(3分)
3. その3つのページを開き、料金、営業時間、サービス内容が今の情報かを確かめる(5分)

ポイントは3つ目です。
AIの回答から自社のページに来た人は、そのページを最初に見ることになります。
数字を眺めるより、よく出るページの情報を正しく保つほうが、お客様のためになります。

控えは、表計算ソフトに次の4列を作るだけで十分です。

・見た月
・表示回数の合計
・表示の多いページ3つ
・その月の問い合わせの数

■数字の受け止め方


小さな会社のサイトでは、表示回数が少なく、月ごとに大きく上下することがあります。
1か月の増減で判断せず、3か月ほど続けて見ましょう。

・増えているとき:どのページが増えたかを見て、そのページの情報を新しくする
・減っているとき:通常の検索の数字も減っていないかを、同じ時期で比べる
・ほとんど出ないとき:まず通常の検索でお客様の探す言葉に出ているかを確かめる
・レポートが見当たらないとき:表示がとても少ないサイトでは、レポートが出ないことがある

数字が合わないように見えることもあります。
グラフはサイト全体で数えるため、同じ回答に自社のリンクが2つ出ても1回です。
ページごとの表では別々に数えるので、合計が一致しないことがあります。
また、直近の数字は速報で、点線で示され、あとから変わることがあります。

■ここで慌てないでください


「AIに載るための特別な設定が要ります」という案内を受けることがあるかもしれません。
GoogleはAIによる概要やAIモードに出るために、追加の技術的な条件はないと説明しています。
通常の検索に登録され、説明文付きで表示できるページであることが条件です。

もう一つ、表示が増えたからといって、問い合わせが増えるとは限りません。
問い合わせの数と並べて見ることで、数字に振り回されにくくなります。

■やってはいけないこと


・表示回数だけを目標にして、AI向けの文章に書き換える
・1か月の数字で「AI対策が失敗した」と決めつける
・よく出るページの古い情報を、そのままにする
・AIに出ないからと、会社案内やサービスのページを後回しにする

■頼むときに伝えること


・ホームページのアドレス
・Search Consoleを見られるか、だれが管理しているか
・表示の多いページと、この3か月の表示回数
・問い合わせの数と、どのページから来ることが多いか
・増やしたいお客様や、サービス

この5つが分かれば、どのページから手を入れるかを決めやすくなります。

■自分で確かめるチェックリスト


・生成AIのレポートを開けた
・表示の多いページを3つ控えた
・そのページの料金、営業時間、サービス内容を確かめた
・月1回見る日を予定表に入れた
・問い合わせの数と並べて控えた
・通常の検索の数字も、同じ時期で比べた

■よくある質問


Q. 費用はかかりますか?
A. Search Consoleは無料で使えます。このレポートも、Search Consoleの中で見られます。

Q. 表示回数が0に近いのは、問題ですか?
A. それだけでは問題とはいえません。お客様が探す言葉によっては、AIの回答がそもそも出ないこともあります。まず通常の検索の状態を確かめましょう。

Q. 通常のレポートの数字に、AIの分は含まれていますか?
A. はい、含まれています。今回のレポートは、そのうちAIの分を別に見られるようにしたものです。

Q. ChatGPTに出ているかも分かりますか?
A. 分かりません。対象はGoogleのAIによる概要とAIモードです。ほかのAIは、実際に質問して確かめるしかありません。

Q. どのくらいの頻度で見ればよいですか?
A. 小さな会社なら月1回で十分です。毎日見ても、判断に使える変化はあまり読み取れません。

■任せたい方へ


ご自分で月に一度確かめられる方は、この手順で十分です。
「数字をどう読めばよいか分からない」「どのページから直すか決められない」という方には、集客のご相談をお受けしています。
数字の見方から、直す順番まで、一緒に整理します。

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