料金を載せると、高いと思われて問い合わせが減るのではないか。
載せないと、問い合わせのたびに同じ説明をすることになる。
ホームページに料金を載せるかどうかは、多くの方が迷うところです。
この記事では、載せたほうがよい場合と、そうでない場合の考え方、決めきれないときの「目安」の出し方をまとめました。
■お客様が料金を探す理由
初めて見る方は、問い合わせる前に、だいたいの金額を知りたいと思っています。
金額がまったく分からないと、「問い合わせたら高い金額を言われて、断りにくくなるかもしれない」と感じ、ほかのサイトへ移ってしまうことがあります。
■載せたほうがよい場合
・メニューや内容が決まっている(コース、パック、月額など)
・同業の多くが料金を載せている
・お客様が、ほかと比べてから決めることが多い
・問い合わせのたびに、同じ料金の説明をしている
■載せにくい場合
・内容によって金額が大きく変わる(工事、オーダーメイドなど)
・材料費や時期によって、金額が変わりやすい
・取引先ごとに条件が違う
この場合でも、まったく載せないより、次の「目安」の出し方を考えてみてください。
■「目安」の出し方
・下限を出す:「〇〇は、△△から承っています」
・例で出す:「たとえば、〇〇の場合は△△ほどでした」
・決まり方を出す:「金額は、広さと材料で決まります」
・含まれるものを出す:「お見積りには、〇〇と〇〇が含まれます」
金額そのものを出せなくても、決まり方が分かるだけで、お客様の不安は小さくなります。
業種ごとの書き方の例:
・リフォーム:「キッチンの交換は、商品の選び方と工事の範囲で決まります。お見積りは無料です」
・教室:「体験レッスンは1回から。月謝は、通う回数で選べます」
・士業:「ご相談は初回無料です。その後の費用は、内容をうかがってからお見積りします」
まずは今の料金のページに、「含まれるもの」を1行足すだけでも、伝わり方が変わります。
■載せるときに書き添えたいこと
・税込か税抜か
・料金に含まれるもの、含まれないもの
・追加の料金がかかる場合
・お見積りが無料かどうか
・お支払いの方法と時期
書き添えがないと、あとで「思っていた金額と違う」という行き違いにつながります。
■載せたあとに見ること
・料金のページが、どれくらい見られているか(アクセス解析)
・問い合わせの内容に、料金の質問が減ったか
・問い合わせの数や、成約の割合が変わったか
料金を載せて問い合わせが減っても、成約しやすい問い合わせが増えることもあります。
数だけでなく、中身も見てみましょう。
■やってはいけないこと
・安く見せるために、条件を小さな文字で書く
・古い料金のまま、何年も直さない
・ほかの会社の料金を悪く書いて比べる
■自分で確かめるチェックリスト
・同業のホームページが、料金をどう載せているかを見た
・載せる・目安を出す・載せない、のどれにするかを決めた
・税込か税抜か、含まれるものを書き添えた
・料金を見直す時期を決めた
・載せたあとの問い合わせの変化を見る準備をした
■よくある質問
Q. 料金を載せたら、問い合わせが減りませんか?
A. 冷やかしの問い合わせが減ることはあります。その分、金額を分かったうえでの問い合わせが増え、話が早く進むことが多いです。
Q. 同業より高いのですが、載せてもよいですか?
A. 高い理由(材料、手間、保証など)を一緒に書けば、納得して選んでくださる方がいます。
Q. 料金表と「お問い合わせください」、どちらがよいですか?
A. 迷うなら、目安を出したうえで「詳しくはお見積りします」と添える形がおすすめです。
Q. 値上げするときは、どうすればよいですか?
A. 変わる日と理由を、お知らせ欄で前もって伝えましょう。古い料金が残っているページがないかも確かめます。
Q. キャンペーンの料金も載せたほうがよいですか?
A. 載せる場合は、期間を書き、終わったらすぐに下げましょう。期間が書かれていないと、誤解のもとになります。
■まとめて考えたい方へ
ご自分で決められる方は、この手順で十分です。
「料金の見せ方から、問い合わせまでの流れを見直したい」という方には、Web集客のコンサルもご用意しています。
お客様像を一緒に整理し、ページの中身と流れまでまとめます。
Web集客コンサル|集客の設計図を一緒に作ります