海外からのお客様が増えてきた。
取引先から「英語のホームページはありますか」と聞かれた。
そろそろ英語のページを作ったほうがよいのだろうか。
英語のページは、作れば効果が出るものではありません。
だれに、何をしてほしいのかが決まっていないと、作ったまま見られないページになりがちです。
この記事では、作る前に決めることと、小さく始める方法をまとめました。
■まず、だれに見てほしいかを決める
・日本に来る旅行者:お店の場所、営業時間、メニュー、予約の方法
・海外の取引先:会社の概要、扱っている製品、実績、問い合わせの方法
・日本に住む外国の方:サービスの内容、料金の考え方、手続きの流れ
・採用したい外国の方:仕事の内容、働く条件、応募の方法
だれに向けるかで、載せる中身がまったく変わります。
■英語のページが向いている会社
・海外からの問い合わせや来店が、すでにある
・扱っている製品やサービスを、海外にも出したい
・取引先から、英語の資料を求められることが多い
・英語で対応できる人が、社内にいる
最後の点は大切です。
英語のページから問い合わせが来ても、返事ができなければ、かえって印象を悪くしてしまいます。
■向いていないかもしれない会社
・お客様のほとんどが、地域の日本の方
・英語で問い合わせが来ても、対応できる人がいない
・日本語のページの更新も、なかなか手が回っていない
この場合は、まず日本語のページを充実させるほうが、集客には近道です。
■作り方は3つ
・自動翻訳の機能を付ける:手軽だが、訳がおかしくなることがあり、検索にも出にくい
・大事なページだけ英語で作る:会社概要や、サービスの紹介など数ページ
・英語のサイトを丸ごと作る:手間も費用もかかるが、海外向けの集客まで考えられる
小さな会社なら、まずは大事なページを1〜3ページだけ英語で作る方法がおすすめです。
■1ページから始める方法
1. だれに見てほしいかを決める
2. その人がいちばん知りたいことを、3つに絞る
3. 日本語で短い原稿を書き、英語にする(翻訳の道具を使っても、最後は英語の分かる人に見てもらう)
4. 問い合わせの方法と、返事ができる言語を書いておく
5. 日本語のトップページから、英語のページへの入口を作る
■やってはいけないこと
・日本語のページを、全部そのまま自動翻訳で載せる
・作ったあと、内容を何年も直さない
・英語で返事ができないのに、問い合わせの入口だけ作る
英語のページも、日本語のページと同じく、手入れが必要です。
料金や営業時間を変えたら、英語のページも直すことを忘れないようにしましょう。
■公開したあとの確認
・日本語のページから、英語のページへ迷わずに行けるか
・スマホで開いても、英語の文が読みやすいか
・英語のページのお問い合わせフォームから、試しに1通送って届くか
・自動返信のメールが、英語になっているか
ページを作るのは自分たちで、英語の見直しや入口の設置は詳しい人に、と分けると進めやすくなります。
■自分で確かめるチェックリスト
・だれに見てほしいかを1つに決めた
・その人が知りたいことを3つに絞った
・英語で返事ができる人や方法を決めた
・まず作るページを1〜3ページに絞った
・日本語のページから、入口をどこに置くかを決めた
■よくある質問
Q. 自動翻訳だけでは、だめですか?
A. 読むことはできますが、訳がおかしいと信用されにくくなります。大事なページだけでも、人の目で見直すのがおすすめです。
Q. 英語のページを作れば、海外の検索に出ますか?
A. 出やすくはなりますが、作っただけでは上位に出ません。海外のお客様が検索する言葉に合わせた中身が必要です。
Q. 英語以外の言葉も必要ですか?
A. お客様の多い国の言葉から考えましょう。旅行者向けなら、中国語や韓国語が役に立つこともあります。
Q. 問い合わせが来たら、どうすればよいですか?
A. 翻訳の道具を使って返事をすることもできます。ただ、契約や料金の話は、英語の分かる人に確かめてもらうと安心です。
Q. 費用をかけずに始められますか?
A. 1ページだけなら、今のホームページに英語のページを足すだけで始められます。反応を見てから広げても遅くありません。
■まとめて考えたい方へ
ご自分で進められる方は、この手順で十分です。
「英語のページを作るべきか、まず日本語のページを直すべきか迷う」という方には、Web集客のコンサルもご用意しています。
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