WordPressのログインに「二段階認証」を入れる前に|仕組み・つまずきやすい所・スマホを替えたときの備え

WordPressのログインに「二段階認証」を入れる前に|仕組み・つまずきやすい所・スマホを替えたときの備え

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IT・テクノロジー
WordPressの乗っ取りの多くは、管理画面のログインから入られます。
パスワードを当てられたり、ほかのサービスから漏れたパスワードを使われたりするためです。

その対策として効果が大きいのが「二段階認証」です。
この記事では、仕組みと、入れる前に知っておきたいつまずきやすい所をまとめました。

■二段階認証とは


パスワードに加えて、もう1つ「本人しか持っていないもの」で確かめる仕組みです。
WordPressでは、次のどちらかが多く使われます。

・スマホの認証アプリに出る、6けたの数字
・メールで届く、確認用の数字

パスワードが漏れても、スマホやメールがなければログインできないので、乗っ取りを大きく防げます。

■入れ方の流れ


1. 二段階認証のプラグインを入れる
2. 自分のユーザーの設定画面で、使う方法(認証アプリかメール)を選ぶ
3. 認証アプリなら、画面に出る四角い模様をスマホの認証アプリで読み取る
4. 表示された数字を入れて、設定を終える
5. 予備のコード(バックアップコード)を保存する

■つまずきやすい所


1. 予備のコードを保存していない
スマホをなくしたり、機種を替えたりすると、ログインできなくなります。
設定のときに出る予備のコードは、紙に書くなどして、スマホとは別の場所に保管します。

2. スマホを替えるときに、認証アプリを移していない
新しいスマホに替える前に、認証アプリの移し方を確かめておきます。

3. 管理者が複数いるのに、自分だけ設定した
管理者の権限を持つ全員が設定しないと、設定していない人のアカウントから入られるおそれがあります。

4. メールで届く方法を選んだが、メールが届かない
迷惑メールに入る、届くのが遅い、ということがあります。
認証アプリの方法のほうが、届かない心配がなく安心です。

■あわせて見直したいこと


二段階認証とあわせて、次も見直すと、守りがさらに固くなります。

・ほかのサービスと同じパスワードを使っていない
・管理者の権限を持つ人が、必要な人だけになっている
・辞めた人のアカウントが残っていない

■自分で確かめるチェックリスト


・管理者の権限を持つ人を書き出した
・使う方法(認証アプリかメール)を決めた
・全員が二段階認証を設定した
・予備のコードを、スマホとは別の場所に保管した
・スマホを替えるときの手順を確かめた
・パスワードの使い回しをやめた

■よくある質問


Q. 二段階認証を入れると、毎回のログインが面倒になりませんか?
A. 数字を入れる手間は増えますが、数秒です。乗っ取られたときの手間に比べれば、ずっと小さくて済みます。

Q. スマホをなくして、ログインできなくなりました。
A. 予備のコードがあれば、それでログインできます。ない場合は、サーバー側からプラグインを止めるなどの作業が必要になるので、相談をおすすめします。

Q. 作業を外部に頼むとき、二段階認証はどうしますか?
A. 作業用のアカウントを別に作り、作業の間だけ使ってもらう方法が安全です。終わったら、そのアカウントは削除します。

Q. ログイン画面のアドレスを変える対策もありますか?
A. 自動の攻撃を減らす効果はありますが、二段階認証の代わりにはなりません。両方を組み合わせると安心です。

Q. 二段階認証を入れれば、ほかの対策はいりませんか?
A. ログインの守りは固くなりますが、古いプラグインの弱点を突く攻撃は防げません。更新とバックアップも続けましょう。

■まとめて任せたい方へ


ご自分で設定できる方は、この手順で十分です。
「設定でログインできなくなるのが怖い」「ほかの対策もまとめてやってほしい」という方には、乗っ取りを防ぐ対策をお受けしています。

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