社名で検索してみたら、見覚えのない通販のページや、外国語のページが自社のアドレスで並んでいる。
急に検索順位が落ちて、アクセスが減った。
こうしたとき、サイトが外から書き換えられている可能性があります。
ただ、順位が下がる理由は改ざんだけではありません。
まずは落ち着いて、どちらなのかを見分けるところから始めましょう。
■改ざんかどうかを見分ける方法
1. 「site:」で検索してみる
Googleの検索窓に「site:自社のドメイン」と入れると、Googleが把握している自社のページが一覧で出ます。
リフォーム会社なのに、腕時計やブランド品のページが出てくる、といった作った覚えのないページがあれば、改ざんを疑ってください。
2. 自分のサイトを、いつもと違う環境で開く
ログインしていないブラウザ(シークレットモード)や、スマホのモバイル回線で開いてみます。
管理者には正常に見せ、検索から来た人だけを別のサイトへ飛ばす手口があるからです。
3. Search Consoleの通知を見る
「セキュリティと手動による対策」に、ハッキングされたコンテンツなどの通知が出ていないか確かめます。
4. 知らないファイルや管理者がいないか見る
WordPressの「ユーザー」に見覚えのない管理者がいる、サーバーに覚えのないファイルが増えている、といった場合も要注意です。
■改ざん以外で順位が下がる理由
・Googleの評価の仕組みが大きく変わった
・同業のサイトが、より詳しいページを出してきた
・内容が古くなった
・ページの設定ミスや、エラーで表示できない状態になっている
この場合は、ページの中身や設定を見直すことになります。
「site:」で見て知らないページが出てこないなら、改ざん以外の理由の可能性が高いです。
■なぜ改ざんで検索結果が変わるのか
攻撃する側は、乗っ取ったサイトに大量の宣伝ページを作ったり、見えない文字やリンクを埋め込んだりします。
その結果、Googleから「ルールに反するサイト」と見なされ、本来のページまで順位を落とされたり、検索結果から外されたりします。
知らないうちに、自社のサイトが詐欺サイトへの入口として使われていることもあります。
■改ざんが疑われたら、最初にすること
・おかしなページのアドレスや画面を記録する
・WordPress、サーバー、FTPのパスワードを変える
・慌ててファイルを消さない(原因と入口が分からなくなります)
・早めに専門家に相談する
見た目だけを直しても、入口や裏口が残っていると、数日後にまた同じことが起きます。
「直ったと思ったら、また知らないページが増えた」というのは、たいていこのパターンです。
■復旧のあとにすること
不正なページを消したあとは、Search Consoleで削除や再審査を申し込みます。
順位が戻るまでには少し時間がかかるため、復旧はできるだけ早いほうが有利です。
■ご自分で直すのが難しいときは
知らないページがどこから作られているのか分からない、削除してもまた増える、という方は、今の症状をお知らせください。
原因を調べて不正なファイルを取り除き、何をしたかを分かる言葉でご報告します。
乗っ取り・改ざんのWordPressを復旧します