AI音声が「0円」を「レイエン」と読んだ ― 読み間違いの実例と直し方

AI音声が「0円」を「レイエン」と読んだ ― 読み間違いの実例と直し方

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送るだけ動画工房です。
AIの声で解説動画を作っていて、いちばん手間がかかったのは、声そのものではなく数字の読み方でした。自分たちの動画で実際に起きた読み間違いと、どう直したかを書きます。

【実際に起きた読み間違い】
・0円 → レイエン
・2通目 → フタツウメ
・12分 → ジュウニブン

どれも文章としては正しいのに、耳で聞くと引っかかります。動画の中で聞き慣れない読み方が出ると、見ている人の注意が内容からそれてしまいます。

【なぜ起きるのか】
AIの声は、文字を見て読み方を推測しています。文脈によって読み方が変わる数字は、推測が外れやすい部分です。
もう1つの原因は、こちらの工夫でした。数字のまま読ませると間違いが多かったので、読み上げ用に漢数字へ書き換えていました。ところが「零」は「れい」と読まれます。良かれと思った書き換えが、「レイエン」を生んでいました。

【直し方は、読み上げ用の文を別に持つこと】
画面に出す文字と、AIに読ませる文を分けました。

・0円 → ゼロ円
・2通目 → ニツウメ
・12分 → じゅうにふん

見ている人の画面には「0円」「2通目」「12分」と出ます。AIに渡す文だけを、読み間違えにくい書き方に変えます。読みが安定しない言葉は、カタカナにしました。
字幕まで「ニツウメ」にしてしまうと読みにくくなるので、分けることが大事です。

【直した内容は、決まりとして残す】
1回直しただけでは、次の原稿で同じ間違いが起きます。そこで、直すたびに読み方の決まりをファイルに書き足し、次の原稿にも自動で当てはめるようにしました。

【それでも、人の耳は必要】
AIは音量や長さは測れますが、読み方が合っているかを耳で確かめることはできません。今回の読み間違いも、機械のチェックでは見つからず、人が聞いて気づいたものです。
読み方の決まりを増やしても、すべての読み間違いを防げるわけではありません。

【ご自身で作る方へ】
AIの声で動画を作るときに、試しやすい順に書きます。

1. 数字、単位、人名、地名、専門用語の入った文を、先に短く試す
2. 読み間違えた言葉だけ、読み上げ用の文でかなやカタカナに直す
3. 画面の文字と字幕は、元の表記のまま残す
4. 直した言葉を一覧にして、次の原稿でも使う
5. 最後は、全編を人の耳で聞く

使うAIの声によって、苦手な言葉は違います。上の例は、私たちが使っている声で起きたものです。

【ご依頼いただく場合】
読み方を間違えやすい言葉は、原稿を受け取った段階で拾い出し、お届けの前に人が聞いて確かめます。人名や専門用語は、正しい読み方をご依頼のときに教えていただけると確実です。
それでも読み間違いが残っていた場合は、1回まで無料で直します。

「原稿はあるけれど、読み方の調整まで手が回らない」という方は、下の出品ページをご覧ください。

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