補助金の公募要領は、全部読まなくていい。最初に見るべき3か所

補助金の公募要領は、全部読まなくていい。最初に見るべき3か所

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ビジネス・マーケティング
補助金や助成金に興味はあっても、「公募要領が分厚くて、読む気がしない」という声をよく聞きます。実際に開いてみると数十ページあることも珍しくなく、全部読もうとして途中で閉じ、気づいたら締切が過ぎていた、という流れになりがちです。
ただ、公募要領は最初から全部読む必要はありません。まず3か所だけ見れば、「自分の事業に関係がある制度かどうか」は大体判断できます。順番にも意味があります。

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■ 1か所目:対象者(誰が申請できるか)

最初に見るのは、対象者の条件です。業種、会社の規模(従業員数や資本金)、事業所のある地域、開業してからの年数など、申請できる事業者の条件が書かれています。
ここを最初に見る理由は、条件の中でもっとも「硬い」からです。書類の書き方や事業計画の中身は工夫で何とかなっても、対象者の条件は努力では変えられません。ここで外れていたら、その制度については読むのをやめて問題ありません。逆に、ここを通れば次に進む価値があります。

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■ 2か所目:対象経費(何に使えるか)

次に見るのは、補助の対象になる経費です。設備の購入費、システムの導入費、店舗の改装費、広告費、人件費など、制度によって対象は大きく違います。「補助率2分の1、上限100万円」と聞いて魅力的でも、自分が買いたいものが対象経費に入っていなければ使えません。
もう1つ、実務で一番多い落とし穴が「時期」です。多くの制度では、交付決定が出る前に発注・契約・購入したものは対象外になります。「先に設備を買って、あとから申請すればいい」が通用しないことが多いので、対象経費とあわせて、発注してよいタイミングもここで確認しておきます。

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■ 3か所目:締切とスケジュール(いつまでに何が要るか)

最後に、公募期間と締切、そして結果発表や交付決定までの大まかな流れを見ます。
締切は「その日までに申請書を出す」という意味だけではありません。見積書、決算書類、事業計画の下書きなど、そろえる書類の準備には日数がかかります。締切から逆算して「今から始めて間に合うか」を判断するのがこの項目の役割です。なお、制度によっては年に複数回の公募(2次、3次)があるものもあります。今回に合わなくても、次回に向けて準備できる場合があります。

■ まとめ

公募要領は、対象者→対象経費→締切の順に見るだけで、関係のない制度に何時間もかける無駄がなくなります。3か所を見て「対象かもしれない」となった制度だけ、補助率や上限、提出書類、審査のポイントまで読み進めれば十分です。「全部読まなければ」という思い込みを外すことが、締切に間に合う一番の近道だと思います。

■ 筆者について

しらべデスクと申します。公開情報の調査と整理を仕事にしています。補助金・助成金については、公募要領から候補制度を抜き出し、条件と締切を一覧に整理する調査を承っています。ほかに、店長15年の経験を生かした店舗ページ(Googleマップ)の管理代行も行っています。
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