会っている間は優しい。
話をよく聞いてくれる。目が合えば笑ってくれる。以前話したことも覚えている。
別れ際には、「今日は楽しかった。またね」と言ってくれる。
でも、その「また」がいつになるのかは決まらない。
次に会うきっかけを作るのは、いつも自分から。LINEを送れば返事は来るけれど、相手から会おうとは言ってこない。
そんな状態が続くと、会えた直後は嬉しかったはずなのに、少しずつ不安が出てきます。
「優しかったのは、好意があるから?」
「それとも、誰にでも同じように優しいだけ?」
「私が誘わなければ、この関係は止まってしまうの?」
最後には、楽しかった時間まで疑いたくなってしまうことがあります。
優しいのに進まないからといって、すぐ「脈なし」とは判断しません
会ったときに優しいことと、関係を進めるために行動することは同じではありません。
相手の中に好意や親しみがあっても、今の関係を変えることには慎重になっている場合があります。
恋愛に踏み込むことへの迷い、自信のなさ、過去の経験、仕事や生活の余裕、現在の関係を壊したくない気持ち。
好意はあっても、関係を進めるほど気持ちが固まっていない可能性もあります。
反対に、恋愛感情とは別に、人として大切に思っているから優しく接していることもあります。
どれか一つに決めつけることはできません。
だから私は、「会えば優しい」という一つの態度だけを見て、脈がある・ないとは判断しません。
鑑定では「好意」と「行動する意思」を分けて見ます
このようなご相談では、まず現在のお二人がどのような関係にあるのかを確認します。
そのうえで、次の点をカード全体のつながりから読み解きます。
◆ 相手が表に出している気持ち
◆ 言葉や態度の奥にある本音
◆ なぜ相手から次の行動を起こさないのか
◆ 関係を進みにくくしているもの
◆ このまま進んだ場合の流れ
◆ 今の相談者にできること
好意を示すカードが出ても、それだけで「相手は近いうちに動きます」とはお伝えしません。
相手の中にある好意と、その気持ちを実際の行動へ移せる状態かどうかは、分けて見る必要があるからです。
難しい部分が見えた場合も、必要以上に怖がらせる言葉にはしません。
ただし、相談者が望んでいる答えに合わせて、進展する可能性が高いように言い換えることもしません。
相手の気持ちだけでなく、自分が何を怖がっているのか
「彼の気持ちを知りたい」という質問の奥には、別の不安が含まれていることがあります。
自分だけが特別だと思っていたのではないか。
自分から誘うのをやめたら、関係そのものが消えてしまうのではないか。
このまま待って、時間だけが過ぎてしまうのではないか。
もちろん、すべての方が同じ不安を抱えているわけではありません。
けれど、相手の気持ちを知ることと同じくらい、「自分はこの関係で何を一番怖いと感じているのか」を整理することも大切です。
今の状況を整理するために確認したいこと
一度、相手の優しさだけでなく、行動にも目を向けてみてください。
◆ こちらが誘ったとき、予定を合わせようとしてくれるか
◆ 都合が悪いとき、相手から別の日を提案してくれるか
◆ 会ったあと、相手からやり取りを続けようとする様子があるか
小さな行動を振り返ると、「優しいかどうか」だけでは見えなかった現在地が少し整理できることがあります。
ただし、一つの行動だけで相手の本心を決めつける必要はありません。
実際の鑑定では、これまでの経緯やお二人の関係、展開されたカードを合わせて見ていきます。
まとめ
会えば優しいのに関係が進まないとき、相手に好意がないとは限りません。
ただ、好意があることと、関係を進める意思や準備があることも同じではありません。
大切なのは、都合のよい希望だけを膨らませることでも、進まない現状だけを見て諦めることでもなく、今のお二人がどこにいるのかを整理することです。
まだ、ご自身の気持ちや状況をうまく説明できなくても大丈夫です。
現在のお二人の関係、最近気になった出来事、今回一番知りたいことを、話せる範囲でお聞かせください。
ご自身とお相手の場合について、気持ちだけでなく、関係を進みにくくしているものや今後の流れまで個別に見てほしい方には、恋愛タロット総合鑑定をご用意しています。
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