「自分で受験するって言ったのに、塾に行きたがらない」

「自分で受験するって言ったのに、塾に行きたがらない」

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コラム
こんにちは。ひろりんです。

「中学受験をしたい!」
そう言ったのは、子ども自身だったのに、塾へ行く時間になると

「今日は行きたくない」
「もう疲れた」
そんな言葉が出てくる。

「自分で受験するって決めたんでしょう?」
「だったら、最後まで頑張りなさい」

当然、そう言いたくなります。
子どもの希望を応援して、塾を探し、送り迎えをしてきた親にとっては、戸惑うのも無理はありません。

今日は、そんな親子の気持ちについてお話しします。

⭐「自分で決めたのに」と悩む保護者の話

ある保護者の方から、中学受験についてのお話を聞きました。
受験を希望したのは、お子さん自身です。
ところが、塾へ行く時間が近づくと、嫌がることがあるそうです。

保護者の方は、こんな思いを話されていました。
「言い出したのは自分なのに、塾に行くとなると嫌がるんです」

私は、この言葉が心に残りました。
子どもの意思を尊重したいけれど、自分で決めたことには責任も持ってほしい。
そんな親の思いが伝わってきます。

一方で、子どもにも決めたときには想像できなかった大変さがあったのかもしれません。

⭐自分で決めることと、続けることは別の力です

子どもが「やりたい」と言ったとき、その気持ちは本物だったと思います。

でも、実際に始めてみると、
- 塾の授業が思ったより難しかった。
- 学校のあとで疲れる。
- 宿題が多くて、自由な時間が減った。
- 頑張っているのに、成績が上がらない。

そんなこともあるでしょう。
もちろん、何が負担になっているのかは、子どもによって違います。

私は38年間、学校で子どもたちと関わってきました。
その経験からも、「自分で決めたのだから、最後までできるはず」とは限らないと感じています。

決める力も、続ける力も、少しずつ育っていくものです。
途中で困ったときに、どうするかを考えることも大切な学びになります。

⭐「行きなさい」の前に、聞いてみたいこと

塾へ行く直前に嫌がられると、親も焦ります。
時間は迫っている、授業料もかかっている。

「今日は休ませた方がいいのかな?」
「ここで休ませて、ずっと行かなくなったら困る」
そんな不安もありますね。

お子さんが少し落ち着いて話せるときに、こんなことを聞いてみてはどうでしょう。

- 「塾のどんなところが大変?」
- 「勉強が難しい? それとも疲れている?」
- 「受験したい気持ちは、今もある?」
- 「どうしたら少し通いやすくなるかな?」

すぐに答えが出なくても大丈夫です。
子ども自身も、自分の気持ちをうまく説明できないことがあります。
まずは、何に困っているのかを一緒に探すことから始めたいですね。

⭐続けるか、やめるか。二つだけではありません

・中学受験を始めたからには、最後まで続ける、とか
・それが難しければ、受験をやめる、など
つい、二つの選択肢で考えてしまうことがありますね。

でも、他にできることはあるのではないでしょうか。

例えば、
- 塾の先生に、今の様子を相談する。
- 宿題の量や取り組み方を見直す。
- 睡眠や休息の時間を確保する。
- 受験の目的を、親子でもう一度話し合う。

大切なのは、子どもが無理なく取り組める方法を一緒に考えることですね。

また、続けることだけを正解にしなくてもいいと思います。
続けることもありだし、方法を変えることも、また時には別の道を選ぶこともあり。

どれも、親子で考えて決めていく、共有の時間になります。

⭐子ども自身の「決める力」は、迷いながら育っていく

私は、子どもの自立とは、何でも一人でできることではないと思っています。

自分で考える。
自分で選ぶ
また、困ったときには誰かに相談する。

そんな力を、少しずつ育てていくことが大切だと考えています。

「受験したい」と言った子どもが、途中で迷うこともあるでしょう。
でも、それまでの気持ちが全部うそだったわけではありません。

迷ったときに、自分の気持ちを見つめ直すことや
親と相談しながら、次の一歩を考えることなど。
それも、成長につながっていくのではないでしょうか。

「自分で決めたんでしょう?」
そう言いたくなったとき、一呼吸おいて、
「今、どうしたいと思っているの?」
と聞いてみるのもよいかもしれません。

もし今、中学受験や塾との向き合い方で悩んでいたら、どうぞひろりんにお話しください。

お子さんの気持ちも、お母さん、お父さんの思いも大切にしながら、一緒に考えていけたら嬉しいです。

今日も子育て、お疲れさまです。

☘️☘️ひろりんでした。☘️☘️
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