AI検索(AIO)で自社が出るか、自分で測る方法

記事
ビジネス・マーケティング
AI に「群馬で屋根を頼むなら、どこの会社がいいですか」と聞いたとき、自分の会社の名前は出るのか。
私は群馬の建築板金会社の三代目です。創業は 1926 年。コードは書けません。それでも、この問いは自分で測れます。やり方は単純で、社名を一切出さずに、同じ質問を複数の AI に投げるだけです。
2026 年 10 月 12 日に、自社のサイトで実際にやりました。質問は 6 つ。「群馬で屋根の板金工事を頼むならどこか」「太田市で雨樋工事に強い会社は」「一個からオーダーメイドの板金加工を頼める会社は」「永盛板金とはどんな会社か」など、お客様が実際に聞きそうな言葉にしました。投げた先は Gemini、Perplexity、Grok の 3 つです。
結果は、AI ごとにまるで違いました。
Perplexity は 6 問のうち 5 問で、うちの名前を出しました。屋根、雨樋、オーダー加工の 3 問では最初の候補でした。Gemini は 1 問だけ名前を出し、しかも内容が間違っていました。「精密板金加工の会社」と説明したのです。うちは建築板金で、精密板金ではありません。Grok は 6 問とも名前を出さず、挙げられない、知らない、という答えでした。
ただし、同じ土俵の比較ではありません。Perplexity は質問のたびにウェブを検索して答えます。Gemini と Grok は検索を付けずに聞いたので、知らないこと自体は不思議ではありません。その差も含めて、そのまま記録しました。
測って分かるのは、順位ではありません。「どの AI が、どのページを読んで、何と言っているか」です。Perplexity の出典欄には、トップページ、提供サービス、会社案内、ブログ、オーダーメイドの案内が並びました。一方で、施工事例の個別ページは 6 問とも一度も引用されませんでした。これは、サイトを眺めているだけでは分からない事実です。
もう一つ分かるのは、間違いです。AI が自社を誤って説明しているなら、それはサイトのどこかの書き方が AI に伝わっていない、ということです。うちの場合、会社の説明の冒頭を「群馬県太田市の建築板金会社」で固定する、という直し方が見えました。
測るときに守っていることが三つあります。社名を質問に入れない(会社そのものを聞く一問だけは別です)。AI に前置きで会社や地域を教えない。回答は全文をそのまま保存し、日付を残す。AI の答えは日によって変わるので、私は、同じ質問を後日もう一度投げて変化を比べるところまでやっています。
専用の道具は使っていません。保証もできません。できるのは、今どう読まれているかを事実として記録し、直す順番を決めることだけです。
同じ形の実測を、ココナラでも出品しています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す