板金屋が自社サイトをAIに読ませるまでにやった順番

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私は群馬の建築板金会社の三代目です。創業 1926 年。2014 年に代表になりました。パソコンは 1993 年から、Jw_cad は 2001 年から使っていますが、コードは一行も書けません。
自社サイトは 2011 年に立ち上げたまま、何年も止まっていました。2025 年 3 月に、自分で作り直すと決めました。そこから 1 年あまりで、記事を 70 本以上、自分で書きました。やった順番を、そのまま書きます。
一番目。裏の取れない言葉を抜きました。代わりに置いたのは、創業年、所在地、資格、扱う工事、対応地域といった、第三者が確かめられる事実です。それでも 2026 年 10 月の実測で、Gemini はうちを「精密板金加工の会社」と説明しました。事実を置くだけでは足りず、会社の説明の冒頭の一文を、どのページでも同じ言い回しにそろえる必要がある。これは今、直している途中です。
二番目。工事の名前を、一般語でなく自分の言葉で書きました。「屋根工事」で終わらせず、逆 R 屋根の三次曲面加工、金属の半丸雨樋、一個から最長 6 メートルまでのオーダー加工、と書く。2026 年 10 月の実測では、オーダーメイド加工や雨樋の固有の名前を書いたページが引用されました。
三番目。構造化データを入れました。会社の種類、住所、営業時間、対応地域、サービス、よくある質問。人が読む本文と同じ事実を、機械が読める形でも置く。全ページに同じ会社情報を入れ、各ページはそれを参照する形にしました。
四番目。記事を書き続けました。工種ごと、地域ごと、素材ごと。一つの記事で読み終えられるように、その記事だけで完結させました。重なる内容があっても構わない、と決めました。訪問者は検索で来たページだけを読んで帰るからです。
五番目。測りました。2026 年 10 月 12 日、社名を伏せた 6 つの質問を 3 つの AI に投げたところ、Perplexity は 6 問中 5 問で名前を出し、Gemini は 1 問で名前を出しつつ内容を誤り、Grok は知りませんでした(Gemini と Grok は検索を付けずに聞いています)。施工事例の個別ページは一度も引用されていませんでした。測って初めて、次に直す場所が分かりました。
AI がこの会社の仕事に加わったのは 2026 年 4 月 29 日です。それより前の作り直しは、全部自分の手でやりました。AI は今、見積や経理や記事の下書きを手伝っていますが、順番を決めたのは人です。
近道はありませんでした。あったのは順番だけです。今どう読まれているかを測り、事実だけで書き直し、また測る。それを続けています。
この順番の五番目と三番目を切り出した出品が二つあります。AI にどう読まれているかの実測と、構造化データの作成です。
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