構造化データ(JSON-LD)で書くこと、書かないこと

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ビジネス・マーケティング
構造化データ(JSON-LD)は、検索エンジンや AI に「この会社は何者か」を機械が読める形で渡す記述です。私は群馬の建築板金会社の三代目で、自社サイト約 300 ページに、会社の情報、よくある質問、記事、パンくずリストの構造化データを自分で入れています。
やってみて一番大事だと思ったのは、何を書くかより、何を書かないかでした。
書かないものの一つ目は、ページに書いていない事実です。営業時間、価格の目安、地図の位置。ページ本文に無いのに構造化データにだけ書くと、人が見るものと機械が読むものが食い違います。求人は特にそうで、給与や勤務時間をページに書かずに JSON-LD にだけ入れるのは、Google のガイドラインに反するおそれがあります。ページの文と同じ内容で作り、募集を終えたら外す。これが基本です。
二つ目は、盛った言葉です。「県内最高」「圧倒的」のような、裏の取れない言葉は構造化データに入れる場所がありません。入れられるのは、創業年、所在地、資格、扱う工事の種類、対応地域といった、確かめられる事実だけです。板金の仕事と同じで、言葉で飾っても、裏が取れなければ拾われません。
三つ目は、二重に書くことです。SEO 用のプラグインで、すでに構造化データが入っているサイトはたくさんあります。そこに別の構造化データを重ねると、会社名や住所が二つ出たり、食い違ったりします。作る前に、今のページに何が入っているかを確かめる。これを飛ばすと、直したつもりで悪くなります。
書くべきものは、逆に地味です。会社の種類(うちは屋根工事業者と地域の事業者の両方)、住所と座標、営業時間、対応地域、提供するサービス、よくある質問と答え、記事の著者と公開日。全部、ページに書いてある事実の写しです。
書いたら、二つの検査にかけます。Google のリッチリザルトテストと、schema.org の検査です。2026 年 10 月に、工務店、飲食店、求人という業種の違う 3 つのページで作成から検査までを試し、3 件ともエラー 0 でした。検査に通ることと、検索結果に星や営業時間が表示されることは別の話で、表示は Google が決めます。よくある質問の構造化データは、検査に通っても検索結果に出ないことがあります。そこは正直に伝えます。
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