副業・フリーランスの「実質時給」を知る、作業時間記録のいちばん簡単な方法

記事
ビジネス・マーケティング
こんにちは、ラクワーク工房です。業務ツールの制作や文書作成を請け負っています。

「この案件、結局いくらで受けたことになるんだろう」と思ったことはありませんか。固定報酬の仕事でも、かかった時間で割れば時給が出ます。これが分かると、次に同じような依頼が来たときの見積りが正確になり、割に合わない仕事を断れるようになります。

やることは3つだけ
1. 案件のリストを作る(案件名、取引先、時間単価か固定報酬、予算時間)
2. 作業するたびに、日付・案件・開始・終了を1行書く
3. 月末に案件ごとに合計する

ポイントは「作業のたびに1行」です。1日の終わりに思い出して書くと、必ず漏れます。開始時刻だけ先に書いておき、終わったら終了時刻を入れる、という運用にすると続きます。

Excelでやるなら
開始と終了を時刻で入力して、時間は次の式で出します。

=ROUND((終了-開始)*24 - 休憩分/60, 2)

時刻の差は「日」の単位なので、24を掛けて時間にします。休憩は分で入力して60で割ります。

案件ごとの月間合計は SUMIFS で出せます。案件名と日付の範囲を条件にします。

=SUMIFS(時間列, 案件列, 案件名, 日付列, ">="&月初, 日付列, "<="&月末)

月初を1か所に入力しておき、月末は =EOMONTH(月初, 0) で出せば、月を切り替えるだけで集計が変わります。

固定報酬の案件はどうするか
報酬額を予算時間で割って「目標時給」を出しておきます。たとえば3万円の案件で予算10時間なら時給3,000円です。実績が15時間になれば実質時給は2,000円。これが続く案件は、次回の見積りを上げるか、作業範囲を絞る必要があります。

続けるコツ
- 分単位で正確に記録しようとしない。15分単位で十分です
- 「社内作業」「営業」など、請求できない作業も記録する。これが意外と多いことが分かります
- 月に1回、案件別の時間と金額を見る時間を5分取る

テンプレートを公開しています
上の仕組みをそのまま形にしたExcelテンプレート(案件マスタ、記録300行、月別・案件別・日別の自動集計、予算消化率)を公開しています。マクロなしです。

同じ構造の経費精算書テンプレートと、インボイス対応の請求書テンプレートもあります。

自社の運用に合わせて作り込みたい場合は、こちらから相談できます。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す