電話相談を出品している、れなです。
「我慢できない?」この言葉に、ある記憶がよみがえってきます。
小学校1年か2年の時。
私は子供の頃、とても消極的で大人しい性格でした。
授業中に手をあげて発言することなどあるわけもなく、通知表には「大人しい。積極的になりましょう」というようなことが、いつも書かれていました。
ある日の授業中のこと、残り20分くらいだったと思います。
お手洗いに行きたくなってきたのです。
でも私の性格ですから、「トイレに行ってもいいですか?」と聞く勇気がありませんでした。
終わるまで我慢できるかな?と思っていましたが、その時はもう我慢できなくなってきて、意を決して行動に移りました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、当時の私にとっては、とても勇気がいることでした。
席を立って、教員の元へ行き「トイレに行ってもいいですか?」と聞いたのです。
そしたら教員は「我慢できない?」と厳しい顔で言ってきました。
「我慢できない?」と聞かれたら、当時の私はそれ以上言えず、黙って席に戻りました。
それからはもう時間との勝負。
授業が終わるや否や教室を出て事なきを得ましたが、本当に危機一髪でした。
「我慢できない?」と聞かれたら、この場合だったら、漏らすまで我慢できるんですよね。
体調不良でも倒れるまで我慢できるし、追い詰められていても死ぬまで我慢することもあると思います。
意思表示をすることも大切なことですが、人間は限界まで我慢してしまうことがあるのも事実だと思います。
もちろん、例えば周囲にお手洗いがない場合に「もう少し我慢できない?」という意味合いで言うことはあると思います。
でもこの記憶を振り返って、授業終わるまで我慢しないといけない理由はあったのかなと思います。
そして子供心にこの時、「この先生は通知表に”大人しい大人しい”と散々書いておきながら、その大人しい生徒が授業中に立って、自分のところに来て「トイレに行ってもいいですか?」と聞いている。この状況がどういう意味を持つのか分からないんだ」と思いました。
そしてこの記憶を今振り返って、私は子供の頃からこんな考え方をしていたんだなと気付いています。
「我慢できない?」という言葉は、時と場合を考えて使いたい言葉の一つです。