スーパーやコンビニで食品を買うとき、皆さんはどんなところを見ていますか?
値段、味、内容量、原材料、パッケージ……。
食品メーカーで商品開発をしていた私は、売り場に行くと、ついつい商品の裏面を見たり、似た商品を比べたりしてしまいます。
今回は、食品を比較するときの視点を少しご紹介します。
似た商品を比べてみる
例えば、スーパーに似たようなパスタソースが3種類並んでいたとします。
値段や内容量はどう違うのか、どんな原材料が使われているのか、パッケージでは何をアピールしているのか。
こうした点を比べてみると、商品ごとの特徴が見えてきます。
さらに、パッケージのアピールポイントと原材料表示をセットで見ると、新しい発見があるかもしれません。
例えば、「濃厚な味わい」をアピールしている商品なら、原材料や内容量、価格などもほかの商品と比べてみる。ひとつの情報だけで判断せず、いくつかの情報を組み合わせて考えるのがポイントです。
なぜ、この商品は選ばれるのだろう?
もうひとつ面白いのが、商品の特徴から「なぜ、このような商品になっているのか」を考えることです。
同じカテゴリーでも、手軽さをアピールする商品もあれば、素材へのこだわりや、お得感を打ち出す商品もあります。
そこには、想定しているお客さんや、食べる場面の違いがあるのかもしれません。
実際の開発意図や販売戦略は、外から見ただけでは分からないことも多いもの。それでも、「どんな人に向けた商品なのか」「どんなところが強みなのか」と考えてみると、食品の見方が変わってきます。
食品メーカーの商品開発に興味がある方にとっても、こうした視点は商品を知るためのヒントになると思います。
商品を比較・分析したい方へ
商品ごとの違いや特徴を、もう少し詳しく比較してみたい。
そんな方に向けて、食品メーカーでの商品開発経験をもとに、複数の食品を比較・分析できるExcelシートを作成しました。
基本情報から原材料表示、パッケージ、商品の特徴など、商品を見るときの視点を整理しています。
食品メーカーへの就職・転職を考えている方や、商品企画・開発に興味がある方はもちろん、食品を違った視点から分析してみたい方にもおすすめです。
商品分析のきっかけとして、よろしければご活用ください。