「RDUのメインテーマ」
プロフィールにも記載しておりますが、私は現場でやることにこだわり続けてきました。
振り返れば32年という長丁場となりました。
特にその中で、25年と長く携わった現場が、リユース小売業の世界です。
リユースというとピンとこない方も多いかもしれませんが、要は「中古販売のお店」(新品商品も扱っておりましたが)ということです。
何故、こんな話からしたのかというと、実はこのリユースという業界の仕事が、いつの間にか私の人生の哲学となり、「RDU」が目指す想いのメインテーマでもあるからです。
PC講師時代の現場から学んだ哲学も多分に含まれますが、こちらは次の機会にでも語りたいと思います。
RDUの正式名称は「Re Discovery Unique」です。
「唯一無二の再発見」とでも言いましょうか。
唯一無二の再発見にいたる話
私はリユースの現場で沢山の物を売買してきました。
何十年と、その現場で見てきたやり取りは、「流行りと廃り」の世界です。
「流行れば売れるし、廃れば棄てられる」。
リユースのお店は、「そこは棄てるより、お金に換えようよ」という場です。
しかし、棄てられることの多かったあるモノが、途端に値段が付き、また売れるということがあります。
その理由は様々ですが、これについては少し長くなるので、また別の機会にでもお話したいと思います。
このようなサイクルの中で、私が最も興奮して楽しかったのは、古かろうが何だろうが、方向性を変えてやれば、また輝くことができるという瞬間でした。
「誰かがいらないと思ったモノが、誰かにとっているモノに変わった瞬間」です。
私は商売自体が大好きだったこともあり、「販促(字のとおり販売を促進する活動)」も大好きでした。
あるモノの価値を明確にして展示することで、ある人にとって絶対に欲しい何かに変わるのです。
これを何千どころか何万、何十万とみてきました。
実はそこに販促テクニックなど存在しません。
そのモノが持つ魅力を見つめ直して「再発見」したただけなのです。
この話はまた別の気づきにもつながりました。
それは「可能性」ということです。
もう一言付け加えるのであれば「別の可能性」ということです。
別の可能性
例えば、「ぶらさがり健康器」というのがあります。
ぶらさがって懸垂とかするアレです。
古い話になってしまいますが、昭和の時代であれば、通販番組の定番商品であり、ちょくちょく置いてある家を見かけました。
「運動不足の人のために」(年配の方向けという趣旨も)という方向性の商品でした。
そして、残念ながら大して使わずに放置されてしまう健康器具でもありました。
しかし現代だと、ぜんぜん違う扱いです。
どちらかと言えば、「家でしっかり鍛える」という方向性に大きく変化しています。
これ、同じように見えて全く違うのです。
なんなら、この器具と一緒にプロテインをおすすめして「鍛える」ということを全面的に押し出せば、まったく違うブランドとなるわけです。
機能は同じなのに届く方向は、まったく「別の可能性」をたどるということ。
「再発見」も「可能性」も人にも言えること
さて、長年そんな沢山の事例を見ているうちに私は感じました。
これは「人」にも言えることであるなと。
とても単純な話です。世紀の大発見でも何でもありません。
むしろそれは私の中で、また「再発見」でした。
当たり前のように見逃していた事をもう一度考え直して「再発見」することができたのです。
それからは私は「人の可能性」ということにも大変興味が沸き、どうすればチームのスタッフたちが元気に力を発揮できるのかを考えるようになりました。
人により様々な個性や特性があります。
これまた当たり前のことですが、同じ人間はいないのです。
個性や特性が交じり合い、その人の唯一無二が成り立っています。
ある場所では活躍できずとも、ある場所では大きな活躍を見せる。
これも、私が多数のスタッフを率いてきて目にしてきた光景です。
見逃してしまう「可能性」
しかし、その「唯一無二」をある側面からだけで見てしまうと「何も無い」と錯覚してしまうことがあまりにも多いのが現代です。
世の中が複雑すぎるために、間違った方向性や場所にハマってしまうと「やっぱり何も無い」という結論に陥ってしまうのです。
それはあまりにも偏った見方であり、本人や社会にとって大きな損失です。
だから私は「その人がもつ唯一無二の可能性を再発見」をテーマにしたいと考えました。
見逃される可能性。
見逃される唯一無二。
発見されずに埋もれてしまう人と才能を、もう一度見直してみて再発見に繋げるお手伝いをしたい。
そう思って立ち上げたのが「RDU Re Discovery Unique」です。