「わたし、粘土自分で買います!」「…えぇ!?」

「わたし、粘土自分で買います!」「…えぇ!?」

記事
コラム
「わたし、粘土自分で買います!!」
イベントで陶芸ワークショップをしたとき、
20代の女子大生が言ってくれた。
美術系の授業もある大学に通う子で、センスもいい。

とても楽しかったらしく
「ねんどどこで買えばいいですか!?」
とやる気満々!

まるぽたも嬉しくなり、
(いきなり数kgの粘土購入は持て余すかも・・・)と思い、
ワークショップで使っていた粘土を手渡した。
その日はそれでさよならをした。

一ヵ月後、
ワークショップで焼きあがった作品を送った際に
再び彼女からコンタクトがあった。

「大学で焼けると思ったのに、学部が違うから対応してもらえなかった…」

陶芸制作は様々な工程があるが、
最終的には焼かなければ、作品は完成しない。
「大学に窯があるみたいなんで♪」
彼女はワークショップのときそう言っていたが、
どうやらアテが外れたらしい。

「近くの陶芸教室も、生徒にならないと無理みたいで・・・」


作品を写真で拝見すると、
小皿やマグカップなど数点。
無骨だけど、かわいらしい。
一生懸命おうちで作ったんだろうな、と感じられるいい作品だった。


「この子の創作意欲をストップさせてはいけないな」
という思いに駆られ、郵送で送ってもらい、焼成した。


後日、写真が送られてきた。
テーブルにはドーナツがのった小皿が2枚写っていた。
「友達の誕生日にドーナツとお皿セットであげました!」

友達のこと思いながら作品を作ってたのか!
とわかり、うるうるほっこり。
誰かのために作ろうと思ったその子が本当に素敵だし、
あたたかみある陶芸作品の魅力の1つでもあると感じた。


ココナラで焼成プランを作りながら、
久々に彼女のことを思い出していた。
友達がいまもあの小皿を大切にしてくれてたらいいな、と思う。

まるぽたを「自分の窯」だと思って、
おうちで陶芸制作、ぜひしてみてください^^






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