昨日まで動いていた集計表が、今日開いたら数字が出ない。合計が0になっている。セルに「#REF!」と出ている。
そんなときに、上から順に確かめると原因が見つかりやすい7つのポイントをまとめました。
【1. 数字が「文字」になっていないか】
見た目は数字でも、文字として入っていると合計に入りません。
・見分け方:セルの中で左寄せになっている、先頭に ' が付いている、全角の数字(123)になっている
・直し方:半角の数字で入れ直す。たくさんある場合は、空いた列に =VALUE(A2) と入れて数字に変換してから貼り付け直す
【2. 数式が「そのまま文字」で表示されていないか】
セルに =SUM(B2:B10) という文字がそのまま見えている場合、セルの表示形式が「書式なしテキスト(文字列)」になっています。
・直し方:表示形式を「自動」(Excelは「標準」)に戻してから、セルを選んで入力し直す(Enterを押し直す)
【3. 範囲がずれていないか(行を足した・消した)】
=SUM(B2:B10) の表に11行目を足すと、11行目は合計に入りません。
・見分け方:数式をクリックして、色の付いた枠が全部の行を囲んでいるか見る
・直し方:範囲を広げる。行が増える表なら =SUM(B2:B) のように最後の行番号を書かない形にする(Googleスプレッドシート)
【4. 「#REF!」:参照していた場所を消していないか】
数式が見に行っていた列・行・シートを削除すると出ます。
・直し方:元に戻す(Ctrl+Z / ⌘+Z)で削除前に戻せるなら戻す。戻せないときは、数式の #REF! の部分を正しいセルに書き直す
【5. 「#N/A」:VLOOKUPなどで探す値が見つかっていないか】
探す値と表の値が、見た目は同じでも少し違うと見つかりません。
・よくある原因:前後に空白がある、全角と半角が違う、数字と文字が混ざっている
・直し方:=VLOOKUP(TRIM(A2), …) のように空白を取る。見つからないときに空欄にしたいなら =IFERROR(VLOOKUP(…), "")
【6. 「#DIV/0!」:0や空欄で割っていないか】
割る側のセルが空欄・0だと出ます。まだ入力していない行で出ることが多いです。
・直し方:=IFERROR(A2/B2, "") で、割れないときは空欄にする
【7. 自分自身を参照していないか(循環参照)】
合計のセル自身が合計の範囲に入っていると、計算が止まります。
・見分け方:「循環参照」の警告が出る(Googleスプレッドシートでは #REF! と「循環依存関係」の表示、Excelでは合計が0のまま変わらないことがある)
・直し方:合計のセルを範囲から外す(合計は表の外の行に置く)
・Excelだけの注意:計算方法が「手動」になっていると、数字を変えても結果が変わりません(「数式」タブ →「計算方法の設定」→「自動」)
【それでも直らないときは】
表の作りそのものが原因のこともあります(同じ表をコピーしすぎて重い、シートをまたいだ参照が複雑すぎる など)。
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