お読みくださり、ありがとうございます📔
インスタコンセプト設計・数値分析の河合です。
ココナラブログでは
・SNS運用の企画・分析・改善に役立つ実践ノウハウ
・ブランドの価値を言語化し、発信につなげるコンセプト設計
を発信しています。
SNS運用担当者様、PR担当者様も、ぜひお役立て下さい。
前回の記事では、「私たちは何を信じているか」
という、コンセプトを考える前の「問い」を取り上げました。
本日は、ブランドからお客様へと主語を移して、その先を考えてみます。
(👇ぜひ合わせてお読みください)
商品やサービスの特徴は伝えている。
ブランドの想いや世界観も発信している。
それが、お客様の「だから、これを選びたい」
という理由まで、つながっているでしょうか。
僕が商品・サービスの発信を設計するときに使っているのが、
「Do & Become」という問いです。
① ストーリー・世界観・ブランド思想を伝えるだけでは、「選ぶ理由」に届かない
SNSのセルフブランディング、お店やブランドの魅力を伝えるときに、
「ストーリー・世界観・思想」は大切な要素です。
共感や憧れが、そのまま選ぶ理由につながることもあります。
ただ、僕はその要素だけでは「差別化=選ばれる理由」としては
弱くなっていると感じます。
そこで、SNS運用の設計をする際には、以下の視点を必ず添えます。
「顧客は何ができるようになり、どんな自分になれるか」
その商品・サービスを選んだ後、顧客にとって、
自分の暮らしや仕事がどう変わるか
まで設計に組み込みこと。
もちろん仮説の域ですので、結果は違った答えになることもあります。
ただ、顧客の「購入後の先」まで想像したマーケティング設計か否かでは、メッセージ、施策の妥当性含め、明暗が分かれると踏んでいます。
大切なのは、「ブランドの魅力と、お客様が望む変化」をつなげる。
そのために使っている問いが、「Do & Become」です。
② Do & Become|「できること」と「なれる自分」を具体的にする
What can they do? Who can they become?
Do:その商品やサービスを通じて、何ができるようになるか。
Become:その先で、どんな自分や暮らしになれるか。
例えば、家庭料理を教える料理教室を考えてみましょう。
この教室では、身近な食材を使い、短い時間で夕食をつくる段取りを教えているとします。
Do|できること
20分で、夕食の主菜と副菜をつくれる。(技術面)
Become|なれる自分
「料理は苦手」という気持ちから、自信を持って毎日のごはんづくりを楽しめる自分になれる。(未来の自己像を叶える)
「家庭料理の基本が学べます」という説明から、学んだ後の自分が何をできるのかまで、お客様がイメージを持てるよう、具体的に説明します。
こうした場面まで想像できると、お客様は、
自分にとってお金や時間を使う価値があるかを考えやすくなります。
③ Do & Becomeから考えると、投稿で見せるものが変わる
では、この教室のSNSで、どんな投稿をつくるか考えてみましょう。
完成した料理の写真に、「今日は、しょうが焼きと副菜のレッスンでした」と添える。これでも、教室で何を習えるかは伝わります。
ここに、Do & Becomeの視点を加えてみます。
・20分で主菜と副菜をつくれる。忙しい平日のごはんづくりは、もっと気軽になれる。
この視点(一つのテーマ)で発信するなら、
・出来上がりの写真
・二品をつくる段取り
・味付け等のレシピ
を丁寧に伝えます。
(媒体によっては、一本の短い動画として構成するのも良いでしょう)
問いで立てたDo&Becomeで悩んでいるユーザーが見たときに
「こんな料理が習えるんだ」に加えて、
「この手順なら、平日の自分にもできそうだ」と考えられます。
講師の教え方、家庭でも再現しやすい手順、つまずきやすいポイントへの説明。こうした情報が、この教室を選ぶ根拠にもなります。
このDo&Becomeの発信に加え、
先ほど伝えた「ブランドストーリー・世界観・思想」を
絡めていくことが大切になります。
※今回の例でいうと、
・物語:母親の美味しい手料理が原体験となり、料理教室を始めた
・世界観:手作りの温かみが伝わる写真の雰囲気
・思想:手作り、体にも人にも優しい料理という大切な価値観
④ コンセプトとDo & Becomeをつなぐ
コンセプトに込めた価値を、
「お客様ができるようになること、その未来でなれる自分」
に具体化すると、Do & Becomeにつながります。
先ほど挙げた料理教室のコンセプトが、
毎日の食卓に、つくる楽しさを。
だとします。
次に「つくる楽しさ」とは、お客様にとってどんな状態なのか
の問いを立てる。
料理に苦手意識のある方なら、
「自分にもつくれるという自信を持ち、毎日のごはんづくりを楽しめる」。
これが、目指すBecome。
次に、その姿に近づくために、「何ができる」ようになるとよいか。
の問いを立てます。
「20分で、夕食の主菜と副菜をつくれる」。
これが、Becomeを支える具体的なDoです。
「自分にもつくれた!(できる!)」という実感を重ね、(Do)
その先に、ごはんづくりを楽しめる自分に近づいていく。(Become)
コンセプトが約束する価値を、
顧客の「なれる姿」と、それを支える「できること」に落とし込む。
こうして、コンセプトとお客様自身の変化をつなげていきます。
〖本日のまとめ〗この企画のDoは?その先のBecomeは?
投稿を考えるときは、以下の三つを問いかけてみてください。
・この商品・サービスで、お客様は何ができるようになるか。
・その先で、どんな自分や暮らしになれるか。
・その変化を支える、具体的な商品・体験・事実は何か。
ブランドの物語も、商品の強みも、顧客の「できる・なれる」までつなげて考える。そのために何をつくり、何を伝えるかを選ぶ。
これが、僕の考えるDo & Becomeです。
💭 ブランドの想いや世界観を、顧客に選ばれる理由までつなげたい
💭 商品の特徴を伝えているのに、買う理由まで届いていないと感じる
という方は、一緒に整理していきますので、お気軽にご相談ください!
📔最後までお読みくださり、ありがとうございました📔