#4 ホームページは、作ることより“何を伝えるか”が大切です。

#4 ホームページは、作ることより“何を伝えるか”が大切です。

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学び
「そろそろホームページを新しくしたい」

そう思ったとき、最初に考えるのは、

・どんなデザインにしよう  
・写真はどうしよう  
・何ページ必要だろう  
・WordPressがいいのか  
・STUDIOがいいのか

といったことかもしれません。

もちろん、どれも大切です。

でも実は、その前に整理しておきたいことがあります。

それが、

「このホームページで、何を伝えたいのか」

ということです。

今回は、ホームページ制作を始める前に考えておきたいことを、初心者の方にも分かりやすくお話しします。

🌵 ホームページは「会社案内」だけではありません

昔のホームページは、

会社概要  
事業内容  
アクセス  
お問い合わせ

といった情報を掲載する「会社案内」の役割が中心でした。

もちろん今でも、その役割はあります。

でも現在のホームページは、それだけではありません。

新しいお客様との接点になったり、  
採用活動に使われたり、  
営業資料の代わりになったり、  
サービスへの理解を深めてもらったり。

企業によって、役割は大きく異なります。

だからこそ最初に、

「このホームページに、どんな仕事をしてもらうのか」

を決める必要があります。

💻 目的が違えば、ホームページの形も変わります

たとえば、

「問い合わせを増やしたい」

のと、

「採用応募を増やしたい」

のでは、必要な情報は違います。

問い合わせを増やしたいなら、

・サービス内容  
・実績  
・料金  
・依頼の流れ  
・よくある質問  
・問い合わせ方法

などが重要になります。

一方、採用が目的なら、

・どんな人が働いているのか  
・会社の雰囲気  
・仕事内容  
・成長できる環境  
・福利厚生  
・代表や社員の考え方

などが重要になるでしょう。

つまり、

目的が決まると、必要なページが決まる

ということです。

📗 具体例 (1)「とりあえず会社案内を載せたい」

ホームページ制作のご相談で、

「とりあえず、会社の情報が載っていれば大丈夫です」

と言われることがあります。でも、少し考えてみます。

そのホームページを見るのは誰でしょうか。

新規のお客様でしょうか。  
取引先でしょうか。  
求職者でしょうか。

そして、その人は何を知りたいでしょうか。もし新規のお客様なら、会社概要より先に、

「この会社は、自分の悩みを解決してくれるのか」

を知りたいかもしれません。

会社側が見せたい順番と、見る側が知りたい順番は、必ずしも同じではありません。

📖 具体例 (2)「サービスを全部載せたい」

企業には、たくさんの商品やサービスがあります。

そのため、

「あれも載せたい」
「これも載せたい」

となりがちです。でも、全部を同じ強さで見せると、ユーザーは迷います。たとえば飲食店のメニューで、

おすすめ料理も、ドリンクも、デザートも、コース料理も、すべて同じ大きさで100品並んでいたらどうでしょう。

選びにくいですよね。

ホームページも同じです。

何を最初に見せるのか。

主力サービスはどれか。

詳しく知りたい人を、どこへ案内するのか。

情報には、優先順位が必要です。

👌 具体例 (3)「問い合わせボタンを付ければ問い合わせは増える?」

問い合わせを増やしたいから、

「お問い合わせボタンを目立たせたい」

という要望もよくあります。

もちろん、ボタンの位置は大切です。

でも、ボタンだけ大きくしても、必ずしも問い合わせは増えません。

ユーザーはその前に、

「この会社は信用できるか」
「自分の相談に対応してくれるか」
「どんな実績があるか」
「いくらくらいかかるのか」

を確認しています。つまり、

問い合わせボタンを押す理由を、そこまでのページで作る必要がある

ということです。ホームページは、一枚の画面ではなく、

ユーザーの気持ちを順番に動かす設計

なのです。

✋ 制作前に考えたい5つのこと

ホームページを作る前に、最低限この5つを整理しておくと、制作がかなりスムーズになります。

1. 何のために作るのか

問い合わせ。  
採用。  
認知度向上。  
商品販売。  
信頼性向上。

まずは一番大きな目的を決めます。

2. 誰に見てほしいのか

既存のお客様なのか。  
新規のお客様なのか。  
企業担当者なのか。  
一般消費者なのか。

相手が変われば、伝え方も変わります。

3. 何を一番伝えたいのか

価格なのか。  
技術力なのか。  
実績なのか。  
安心感なのか。  
地域密着なのか。

企業の強みを一度整理してみます。

4. 見た人に何をしてほしいのか

問い合わせてほしい。  
電話してほしい。  
予約してほしい。  
資料請求してほしい。  
店舗へ来てほしい。

これがWebサイトの「ゴール」です。

5. 公開後、誰が運用するのか

意外と忘れられがちですが、とても重要です。

お知らせは誰が更新するのか。  
実績は追加するのか。  
採用情報は頻繁に変わるのか。

運用方法によって、WordPressやSTUDIOなどの選択肢も変わります。

✍ 原稿が書けなくても大丈夫です

ホームページ制作を考えている方から、

「文章を全部用意しないといけませんか?」

と聞かれることがあります。もちろん、会社のことを一番よく知っているのは企業自身です。でも、最初から完成した文章を用意する必要はありません。

むしろ、

・普段お客様からよく聞かれること  
・仕事で大切にしていること  
・他社との違い  
・なぜこの事業を始めたのか  
・どんな依頼が多いのか

といったことを話していただければ、そこから情報を整理できます。

サンナナでは、

「文章を作る前の材料集め」から一緒に考えること

を大切にしています。

📷 写真も「きれいな写真」だけでは足りません

ホームページでは、写真も重要です。

ただし、

「きれいなら何でも良い」

わけではありません。

例えば企業サイトなら、

建物の写真だけよりも、

実際に働いている人。  
お客様と話している様子。  
製品を作っている現場。

などがある方が、会社の雰囲気や信頼感が伝わります。

写真にも、

「何を伝えるための写真か」

という役割があります。

🚀 WordPressかSTUDIOかは、後から考えても大丈夫

ホームページ制作を検討すると、

「WordPressがいいですか?」
「STUDIOでも大丈夫ですか?」

という質問もよくあります。でも、これは最初に決めなくても構いません。

大切なのは、

・何を作るのか  
・どのくらい更新するのか  
・誰が管理するのか  
・どんな機能が必要か  
・予算はどの程度か

を整理することです。その条件に合わせて、適した制作方法を選びます。

ツールありきではなく、

目的に合わせて道具を選ぶ。

これも大切な考え方です。

🌱 今日からできる3つのチェック

今のホームページがある方は、ぜひこの3つを確認してみてください。

1. トップページを見て、何の会社か5秒で分かりますか?
2. お客様が一番知りたい情報に、すぐたどり着けますか?
3. 最後に何をしてほしいのか、明確になっていますか?

もし答えに迷うものがあれば、改善できるポイントがあるかもしれません。

📦 ホームページ制作は、「整理すること」から始まります

私たちは、ホームページ制作の本当のスタートは、デザインでも、コーディングでもないと考えています。

まず、

会社やサービスの魅力を整理すること。

そして、

それを誰に、どんな順番で伝えるかを考えること。

そこから初めて、ページ構成やデザインが決まっていきます。だから、

「まだ何を載せればいいか分からない」

という段階でも大丈夫です。

むしろ、そこから一緒に考えることが、良いホームページ制作につながります。

次回は、

「かっこいいロゴより、10年使えるロゴを。」

をテーマに、ロゴデザインでは何を考えているのか。そして、なぜ「見た目のかっこよさ」だけで決めない方がいいのかをお話しします。

ホームページについて、

「何から始めればいいか分からない」
「今のサイトの問題点を整理したい」

という方も、お気軽にご相談ください。

作るところからではなく、
考えるところから、一緒に始めます。
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