#1 デザインは、きれいにする仕事ではありません

#1 デザインは、きれいにする仕事ではありません

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学び
「デザイン」と聞くと、どんな仕事を想像するでしょうか。

きれいなホームページをつくること。  
かっこいいロゴをつくること。  
おしゃれな広告やパンフレットをつくること。

もちろん、それらもデザインの大切な仕事です。

でも、私たちはデザインを「見た目を整える仕事」だけだとは考えていません。

むしろ大切なのは、その前にある

「何を解決するためにデザインするのか?」

という部分です。

株式会社サンナナでは、Webサイトやロゴを制作するとき、まずここから考えます。

🌵 デザインには「目的」があります


たとえば、お店のホームページを作るとします。

とてもきれいな写真を使い、文字もおしゃれに配置され、動きのある素敵なサイトが完成したとしましょう。

でも、

・営業時間が見つからない  
・料金が分からない  
・予約方法が分からない  
・スマートフォンでは文字が小さい  
・問い合わせボタンがどこにあるか分からない

という状態だったらどうでしょう。

見た目は美しくても、お客様にとっては使いづらいホームページになってしまいます。

つまり、

「きれい=良いデザイン」ではありません。

必要な情報を必要な人へきちんと届け、目的の行動まで迷わず進んでもらう。

そこまで考えるのがデザインです。

🌷 デザインは「問題を見つける仕事」でもあります

デザイナーの仕事というと、

「色を決める」
「文字を選ぶ」
「レイアウトする」

という作業を想像されるかもしれません。

しかし実際の仕事では、その前段階に多くの時間を使います。

たとえば、

「どうして問い合わせが増えないのだろう?」

という相談があったとします。

原因はデザインそのものではなく、

・サービス内容が分かりにくい  
・誰向けの商品なのか伝わっていない  
・料金への不安が解消されていない  
・問い合わせまでの導線が複雑  
・会社への信頼材料が少ない

といったところにあるかもしれません。

この問題を整理して、ひとつずつ解決していく。

その結果として、Webサイトの構成や文章、写真、色、レイアウトが決まっていきます。

つまりデザインは、

問題を見つけ、整理し、伝わる形へ変換する仕事

とも言えます。

😱 具体例 (1)「お問い合わせ」が増えない会社サイト

企業のWebサイトでよくあるのが、

「アクセスはあるのに問い合わせが来ない」

という悩みです。

この場合、

お問い合わせボタンを大きくするだけでは十分ではありません。

そもそも訪問した人が、

「この会社に何を頼めるのか」

を理解できているでしょうか。

実績は掲載されているでしょうか。

料金や仕事の進め方への不安は解消されているでしょうか。

問い合わせる理由が十分に作られているでしょうか。

デザインとは、こうした情報を整理し、

「相談してみよう」

と思える流れを設計することでもあります。

🐣 具体例 (2)「ロゴを新しくしたい」という相談

「会社のロゴを新しくしたい」

という相談もよくあります。

ここですぐに絵を描き始めるわけではありません。

私たちはまず、

「なぜ変えたいのか」

を考えます。

会社の事業内容が変わったのか。

新しい世代へ事業承継するのか。

古く見えることが課題なのか。

採用活動を強化したいのか。

新しい市場へ進出するのか。

理由によって、必要なロゴは変わります。

ロゴは単なるマークではありません。

名刺、Webサイト、看板、商品、SNSなど、さまざまな場所で何年も使われる「企業の顔」です。

だからこそ、

「かっこいいかどうか」だけで判断しないこと

が重要です。

📖 具体例 (3)「もっと情報を載せたい」

Webサイト制作では、

「この情報も載せたい」
「これも説明したい」

と、内容がどんどん増えていくことがあります。

伝えたいことが多いのは、決して悪いことではありません。

ただし、情報量が増えるほど分かりやすくなるとは限りません。

スーパーの売り場を想像してみてください。

すべての商品が入口に山積みされていたら、何を選べばいいのか分からなくなります。

Webサイトも同じです。

重要なのは、

情報を増やすことではなく、順番を決めること。

何を最初に見せるのか。

次に何を伝えるのか。

詳しく知りたい人をどこへ案内するのか。

この整理を「情報設計」と呼びます。

Webデザインでは、とても重要な仕事のひとつです。

💕 「自分が好きなデザイン」と「相手に伝わるデザイン」は違います

デザインを考えるとき、もうひとつ大切なのが、

「誰のためのデザインなのか」

という視点です。

経営者本人が好きな色。

担当者が好きな写真。

デザイナーが好きな表現。

それだけを基準にしてしまうと、本来届けたいお客様とずれてしまうことがあります。

たとえば、高齢者向けのサービスなのに、文字が非常に小さく、淡いグレーで表示されていたらどうでしょう。

デザイナーから見れば洗練されていても、利用する人にとって読みにくければ問題があります。

「自分が好きか」ではなく、

「相手に伝わるか」

を考える。

これもデザインの基本です。

📝 だから、制作の前にたくさん話をします

サンナナでは、Webサイトやロゴの制作をご相談いただいた際、

すぐにデザイン案を作るのではなく、まずお話を伺います。

・どんな事業をしているのか  
・どんなお客様が多いのか  
・今、何に困っているのか  
・他社との違いは何なのか  
・これからどんな会社にしていきたいのか

こうしたことを整理していくと、

ご本人たちも気づいていなかった会社の魅力が見つかることがあります。

私たちは、それをデザインへ変換していきます。

🌱 デザインを、見た目だけで終わらせない。

私たちが大切にしているのは、

「何を作るか」よりも、その前にある

「なぜ作るのか」

です。

Webサイトを作ること。

ロゴを作ること。

パンフレットを作ること。

それ自体が目的ではありません。

その先に、

新しいお客様との出会いが生まれたり、  
会社の魅力が伝わったり、  
働く人が自分たちの会社を誇れるようになったり。

そんな変化を生み出すために、デザインは存在すると考えています。

🍃 今回の「デザインの、あたりまえ。」

今回から全10回にわたり、デザインやWeb制作について、

「専門知識がなくても分かること」

を大切にしながらお届けしていきます。

次回は、

「なんとなく良い」を卒業する。伝わるデザインには理由があります。

色、文字、余白、配置など、

普段何気なく見ているデザインが、なぜそう作られているのか。

初心者の方にも分かりやすくお話しします。

Webサイトやロゴについて、

「何を頼めばいいのか、まだ分からない」

という段階でも大丈夫です。

サンナナでは、課題を整理するところから一緒に考えています。

まずは「こんなことできますか?」から、お気軽にご相談ください。
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