LPは公開して終わりではない|運用中に確認したいセキュリティ対策

LPは公開して終わりではない|運用中に確認したいセキュリティ対策

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IT・テクノロジー
こんにちは。
Web・システムエンジニアとして活動しているMasaです。

この記事は、LPのセキュリティについて解説する全3回シリーズの第3回です。

LPは公開できた時点で完成したように見えます。ですが、公開後もフォームへの迷惑送信、利用サービスの更新、担当者の変更など、運用中に状況は変わっていきます。

セキュリティ対策は、公開前の確認だけで終わるものではありません。
今回は、LPを運用するときに確認したい内容を5項目に絞って紹介します。

【目次】


■1.利用している仕組みを定期的に更新する


WordPressなどのCMS、プラグイン、フォームサービス、アクセス解析ツールなどは、公開後も更新されます。

古い状態のまま使い続けると、修正済みの問題が残ったままになったり、サービス同士の組み合わせで不具合が起きたりすることがあります。

確認したいポイントは次のとおりです。

・CMSやプラグインに更新通知が出ていないか
・利用している外部サービスの仕様変更がないか
・更新後に表示やフォーム送信が正常に動くか
・使っていないプラグインやスクリプトが残っていないか

更新は、実施するだけでなく、更新後の動作確認までを一つの作業として考えると安心です。

■2.問い合わせフォームを定期的に送信テストする


公開時には動いていたフォームでも、メール設定や外部サービスの変更によって、通知が届かなくなる場合があります。

フォームの不具合は、画面を見ているだけでは気づきにくいものです。定期的に実際の送信操作を行い、次の流れを確認しましょう。

・入力内容を送信できるか
・管理者への通知メールが届くか
・利用者への自動返信が届くか
・入力内容に不要な情報が含まれていないか
・エラー時の案内が分かりやすいか

問い合わせ件数が急に減ったときも、集客だけでなくフォームの不具合を確認する視点が必要です。

■3.管理アカウントと権限を見直す


制作会社、社内担当者、外部パートナーなど、LPの管理画面に複数人がアクセスするケースがあります。

担当者が変わったあとも以前のアカウントが残っていると、必要以上の人が管理画面へアクセスできる状態になります。

・現在使っている管理者アカウントを一覧にする
・退職者や契約終了者のアカウントを停止する
・共有アカウントの利用をできるだけ避ける
・必要な作業に合わせて権限を分ける
・推測されにくいパスワードと多要素認証を利用する

誰が、どこまで操作できるかを把握しておくことが、運用上の事故を減らす基本になります。

■4.異常や不具合に気づける状態を作る


LPが表示されない、内容が書き換わっている、フォームへ大量の迷惑送信が届くなど、公開後にはさまざまな異常が起こり得ます。

重要なのは、問題を完全にゼロにすることだけではなく、発生したときに早く気づき、対応できる状態を作ることです。

・定期的にLPを実際の端末で確認する
・フォームの受信件数やエラーを確認する
・利用サービスから届く重要なお知らせを見逃さない
・障害や不正アクセスが疑われるときの連絡先を決める
・必要に応じてバックアップから戻せる状態を確認する

制作担当者だけでなく、問い合わせを受ける担当者とも確認方法を共有しておくと対応しやすくなります。

■5.掲載内容と保存データを整理する


キャンペーン終了後の情報、古い担当者名、利用しなくなった計測タグなどが、そのまま残っていないでしょうか。

不要な情報や機能を残すほど、管理する対象が増えます。フォームで受け取った情報についても、保存場所と保存期間を決めておくことが大切です。

・終了したキャンペーンや古い案内を削除する
・不要になった計測タグや外部スクリプトを外す
・問い合わせデータの保存場所を確認する
・保存が不要になったデータの扱いを決める
・プライバシーポリシーと実際の運用が合っているか確認する

必要なものだけを残す運用は、セキュリティだけでなく、更新のしやすさにもつながります。

■公開後の確認を作業として決めておきましょう


LPの運用では、気づいた人が対応する形にすると、確認が抜けやすくなります。

公開時に、次の内容を決めておくと管理しやすくなります。

・誰がLPを管理するか
・どのくらいの頻度で確認するか
・不具合が起きたときに誰へ連絡するか
・どこまでを自社で対応し、どこから制作会社へ相談するか

大がかりな仕組みでなくても、月に一度チェック項目を確認するだけで、変化に気づきやすくなります。

LP制作を依頼するときは、デザインや公開作業だけでなく、公開後の更新方法や問い合わせフォームの管理方法も確認しておくことをおすすめします。

私は、LPのコーディングやフォーム実装について、基本対応の範囲と追加対応が必要な内容を分けてご案内しています。公開後の運用も見据えて相談したい場合は、ココナラ内のメッセージからご相談ください。

※本記事は一般的な確認ポイントを紹介するもので、個別の環境における安全性を保証するものではありません。利用しているサービスや構成に合わせて、必要に応じて専門家へご相談ください。
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