【具体例】売上500万円の店舗と400万円の店舗、どちらが優秀?人時生産性で比較してみた

【具体例】売上500万円の店舗と400万円の店舗、どちらが優秀?人時生産性で比較してみた

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IT・テクノロジー
「売上500万円の店舗」と「売上400万円の店舗」。

あなたなら、どちらの店舗を「優秀な店舗」だと考えますか?

おそらく、多くの方は、

「売上500万円の店舗」

と考えるのではないでしょうか。

もちろん、売上は店舗経営において非常に重要な数字です。

しかし、店舗の「生産性」を考える場合、売上だけでは判断できないことがあります。

今回は、具体的な数字を使って、人時生産性という視点から2店舗を比較してみます。

まずは売上だけで比較してみる


仮に、A店とB店があるとします。

A店

売上:500万円

労働時間:2,500時間

B店

売上:400万円

労働時間:1,200時間

売上だけを比較すると、

A店:500万円

B店:400万円

です。

そのため、

「A店のほうが売上が100万円も高い」

「A店のほうが優秀なのでは?」

と考えたくなります。

では、ここで「人時生産性」を計算してみます。

人時生産性を計算してみる


人時生産性は、ここでは、

売上 ÷ 総労働時間

として考えます。

A店の場合、

500万円 ÷ 2,500時間

= 2,000円/人時

B店の場合、

400万円 ÷ 1,200時間

= 約3,333円/人時

となります。

結果を並べると、

店舗  売上   労働時間   人時生産性
--------------------------------------------------
A店  500万円  2,500時間  2,000円
B店  400万円  1,200時間  約3,333円

となります。

売上ではA店のほうが高いのに、

人時生産性ではB店のほうが大きく上回っています。

なぜ、この違いが重要なのでしょうか?


A店は500万円の売上を作るために、2,500時間の労働時間を使っています。

一方、B店は400万円の売上を1,200時間で作っています。

つまり、

B店は少ない労働時間で効率よく売上を作っている

という見方ができます。

もちろん、これだけで「B店のほうが経営的に優れている」と断定することはできません。

店舗の立地、営業時間、客単価、商品構成、スタッフ構成など、さまざまな要素があるからです。

しかし、

「売上だけでは分からなかった店舗の特徴が見えてくる」

ということが、人時生産性を見る大きなメリットです。

A店は悪い店舗なのか?


ここも非常に重要です。

人時生産性が低いからといって、

「A店はダメ」

ということではありません。

例えばA店には、

営業時間が長い

ピークタイムの売上が大きい

新人スタッフが多い

教育に時間を使っている

将来的な売上増加を見込んで人員を確保している

などの事情があるかもしれません。

そのため、数字を見て、

「悪い店舗を探す」

のではなく、

「確認すべき店舗を見つける」

という考え方が重要です。

さらに3店舗で比較すると分かりやすい

例えば、3店舗を比較してみます。

店舗  売上   労働時間   人時生産性
---------------------------------------------
A店  500万円  2,500時間  2,000円
B店  400万円  1,200時間  約3,333円
C店  550万円  2,000時間  2,750円

売上ランキングでは、

C店 → A店 → B店

です。

しかし、人時生産性では、

B店 → C店 → A店

となります。

このように、

「売上ランキング」と「生産性ランキング」は違う

ということが分かります。

多店舗経営では、この違いを把握することが非常に重要です。

店舗ごとの「違い」を見つける


人時生産性を店舗ごとに並べると、

「この店舗だけ数字が低い」

「この店舗は少ない労働時間で高い売上を作っている」

といった特徴を発見できます。

例えばA店の人時生産性が2,000円で、B店が3,333円だった場合、

「なぜA店はB店より低いのか?」

という疑問が生まれます。

そこで、

・曜日別の売上

・時間帯別の売上

・労働時間

・スタッフ構成

・営業時間

・客数

・客単価

などを確認していきます。

ここまで来ると、単なる「売上管理」から、

「店舗改善のための数字管理」

へ変わってきます。

数字を見たあとに「原因」を考える


ここで、ChatGPTなどのAIを補助的に使う方法もあります。

例えば、

A店:売上500万円、労働時間2,500時間
B店:売上400万円、労働時間1,200時間

A店の人時生産性がB店より低い原因として考えられることを挙げ、店舗運営上確認すべきポイントと改善策を提案してください。

このように、整理したデータをもとにAIへ質問することができます。

すると、

「人員配置」

「営業時間」

「売上の時間帯別偏り」

「教育時間」

など、確認すべきポイントを洗い出すきっかけになります。

もちろん、AIの回答が必ず正しいわけではありません。

最終的には現場の状況を確認して判断する必要があります。

それでも、

「数字を見る」→「疑問を見つける」→「原因を考える」→「改善策を検討する」

という流れを作るうえでは、非常に便利な方法です。

多店舗経営では「数字を並べる」だけでも発見があります


もし複数店舗を経営されているなら、一度、

店舗名・売上・労働時間・人時生産性

を同じ表に並べてみてください。

もしかすると、

「売上が一番高い店舗が、一番生産性が高いとは限らない」

ということが見えてくるかもしれません。

そして、

「では、なぜこの店舗の数字が違うのか?」

という次の問いが生まれます。

この「問い」を見つけることが、店舗改善の第一歩だと考えています。

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店舗ごとの業績を入力して、

店舗別の売上

労働時間

人時生産性

店舗間の比較

などを見える化しやすくするためのスプレッドシートです。

さらに、ChatGPTを活用して、

「なぜこの店舗の生産性が低いのか?」

「どのような改善策が考えられるのか?」

といった原因・対策の検討にもつなげられるようにしています。

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