【転職活動】書類は通るのに、面接で落ちていませんか

【転職活動】書類は通るのに、面接で落ちていませんか

記事
コラム
応募した会社から書類選考通過の連絡が届く。
ここまでは順調に進んでいるはずなのに、
面接に進むと、そこから先に進めない。

そんな状態が続いていませんか。

書類が通るということは、
経歴そのものは評価されているということです。
それなのに、会って話した後に断られる。

何が足りないのか分からないまま、
次の応募を出し続けている人は少なくありません。

2.なぜ書類と面接で結果が変わるのか

同じ内容を出しているはずなのに結果が変わるのは、
書類と面接で見られているものが違うからです。

書類選考で見られているのは、
「条件に合う経歴を持っているかどうか」です。
在籍した業界、担当した業務、在籍年数。
ここが要件に合えば、書類は通ります。

一方、面接で見られているのは、
「この人はうちで何ができるのか」です。
経歴そのものではなく、その経歴から何が期待できるかを判断されています。

この違いに気づかないまま、
職務経歴書に書いた内容を口頭でなぞってしまうと、
面接官からは「書類で読んだ話」にしか聞こえません。

3.先に答えを言います

書類が通って面接で落ちるのは、
経歴が足りないからではありません。

つまり、経歴を「何ができる人か」に
翻訳しきれていないだけなんです。

4.面接用に準備し直す具体的なポイント

まず、職務経歴書をそのまま話さないと決めます。

面接官はすでに書類を読んでいます。
同じ内容を最初から説明すると、
「この時間は何だったのか」という印象になります。

次に、経歴を3つ以内に絞ります。

10年分をすべて話そうとすると、1件あたりの説明が浅くなります。
一番再現性のある仕事を2〜3件選び、そこを深く話す方が伝わります。

そして、数字と状況をセットにします。

「売上を120%達成しました」だけでは、
簡単だったのか難しかったのかが分かりません。
「前任者が2年連続未達だった担当で、初年度に120%まで戻しました」
まで言って、はじめて実力が伝わります。

最後に、その経験から何ができるようになったかを
一文で言えるようにしておきます。

「失注した案件を、時間をかけて取り戻せます」
このくらい短くて構いません。

つまり、絞る・状況を添える・一文にまとめる。
この3つで、経歴は「できること」に変わります。

5.受け取る側から見た「話が伝わらない人」の本音

法人営業を10年やってきた立場から言うと、
提案が通らない原因の多くは、
商品の性能ではなく説明の順番にありました。

こちらが伝えたい順に話すと、
相手は最後まで要点をつかめません。
逆に、相手が知りたい順に並べ替えるだけで、
同じ内容でも反応が変わります。

面接も同じ構造です。

候補者は時系列に話したくなります。
しかし面接官が知りたいのは、
「入社後に何をしてくれるか」です。

つまり受け取る側から見ると、
経歴が弱いのではなく、
知りたい順に並んでいないから
判断できないだけ、ということが起きています。

6.事例:伝える順番を変えてみたとき

以前、自分の経歴をまとめ直したとき、
はじめは入社した年から順に書いていました。

読み返してみると、
一番伝えたい実績が終盤まで出てこない構成になっていました。

そこで順番を入れ替え、
最初に「何ができる人か」を置き、
その根拠として経歴を後ろに回しました。

内容は一文字も足していません。
並べ替えただけです。

それでも、読んだときの印象は明らかに変わりました。
自分でも、どこを話せばいいかが
分かるようになりました。

7.面接前にできる補足知識

準備した内容は、必ず声に出して読んでみてください。

書いたときは自然に見えても、
口に出すと説明しづらい部分が必ず出てきます。
その箇所は、面接でも詰まります。

また、経歴の説明は
1分程度に収まるかを計ってみてください。
自己紹介を求められたとき、
3分話してしまうと、それだけで空気が重くなります。

面接官は1日に何人も候補者に会います。
夕方には、午前中の話がぼんやりしてきます。
短くまとまっていることは、
それだけで有利に働きます。

なお、面接で落ちた理由は、
ほとんどの場合教えてもらえません。
同じ準備のまま応募を重ねると、
同じ結果が続くことになります。

回数を増やす前に、
一度、話す順番を見直してみてください。

8.まとめ

書類が通って面接で落ちるのは、
経歴の問題ではなく、
伝える順番の問題であることが多いです。

応募数を増やす前に、
手持ちの経歴を並べ替えてみてください。

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