介護経営11年目の葛藤。「頼られるのに受託できない」現場の真実

介護経営11年目の葛藤。「頼られるのに受託できない」現場の真実

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コラム
訪問介護事業所を立ち上げてから11年。医療ソーシャルワーカーから独立した当初の自分が見たら「よくここまで維持できた」と褒めてくれるかもしれません。しかし、現在の経営現場は決しておだやかなものではありません。

今もっとも頭を悩ませているのが、地域ケアマネジャー様からの新規依頼を断らざるを得ないという現実です。頼りにしていただけるのは本当にありがたいことですし、事業規模を拡大して地域の受け皿になりたいという強い思いもあります。

ですが、現場を支えるスタッフのシフトはすでに限界寸前。これ以上の案件を受けると、今頑張ってくれている大切なヘルパーやサービス提供責任者が疲弊し、離職につながるリスクがあります。

断りの電話を入れたあと、一人で車の中に座っていると、強烈な敗北感と悔しさが押し寄せてきます。「受け皿になりたい」という理念と、「現場を守らなければならない」という現実の挟みで、経営者として葛藤する日々が続いていました。
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