海外発送の送料が高くなる理由|箱のサイズと重量を見直す7つのポイント

海外発送の送料が高くなる理由|箱のサイズと重量を見直す7つのポイント

記事
ビジネス・マーケティング
海外へ商品を発送するとき、商品自体は軽いのに、送料が想定より
高くなった経験はありませんか?

国際配送では、実際の荷物の重さだけでなく、梱包した箱のサイズが
運賃に影響することがあります。

また、燃油サーチャージや遠隔地配達手数料などの追加料金によって、
見積もり額と実際の請求額が異なる場合もあります。

今回は、海外発送で送料を確認するときの7つのポイントを紹介します。

1. 商品の重さと荷物の重さは違う

商品だけを量った重量と、実際に発送する荷物の重量は同じとは限りません。

海外発送では、商品以外にも段ボール箱、緩衝材、付属品などが必要です。

そのため、配送費を見積もる際は、梱包後の重量を確認することが重要です。

商品ページに書かれた重量だけで送料を判断しないようにしましょう。

2. 容積重量という考え方を知る

国際配送の一部サービスでは、箱が占める空間を重量へ換算した
「容積重量」が使われます。

例えば、DHL ExpressやFedExの対象サービスでは、次の計算式が
案内されています。

容積重量(kg)=長さ(cm)×幅(cm)×高さ(cm)÷5,000

仮に30cm×25cm×20cmの箱なら、

30 × 25 × 20 ÷ 5,000 = 3.0kg

です。

実際の重さが1.2kgでも、容積重量は3.0kgになります。

実重量と容積重量の大きい方を使うサービスでは、容積重量が
運賃計算の基準になる場合があります。

ただし、計算方法や端数処理は配送会社・サービスによって異なります。

3. 同じ商品でも箱の大きさで変わる

同じ商品を違うサイズの箱へ入れた場合を考えます。

実重量は、いずれも梱包後1.2kgと仮定します。

20×15×15cm

容積重量:0.90kg

比較に使う重量基準:1.20kg

30×25×20cm

容積重量:3.00kg

比較に使う重量基準:3.00kg

40×30×25cm

容積重量:6.00kg

比較に使う重量基準:6.00kg

50×40×30cm

容積重量:12.00kg

比較に使う重量基準:12.00kg

同じ商品でも、大きな箱を使用するほど容積重量は大きくなります。

これは説明用の計算比較です。実際の請求重量は配送サービスの規定で
確認する必要があります。

4. 送料が増えた場合の採算を計算する

説明用に、次の販売条件を想定します。

販売価格:15,000円

仕入れ原価:6,000円

販売関連手数料:1,500円

梱包・出荷作業費:300円

この場合、送料を引く前の残額は、

15,000 − 6,000 − 1,500 − 300 = 7,200円

です。

ここから送料を変えて比較します。

送料2,000円の場合

残額:5,200円

送料3,500円の場合

残額:3,700円

送料と追加料金が合計4,500円の場合

残額:2,700円

送料の見積もりが2,000円だったものの、実際には4,500円かかれば、
残額は2,500円減ります。

この例では、残額の減少率は約48.1%となります。

ただし、実際の運賃ではなく仮定の金額であり、広告費、税金、
返品費用などを含まない簡易計算です。

5. 配送会社によって計算方法が異なる

海外発送で使う配送サービスには、DHL Express、FedEx、
日本郵便EMSなどがあります。

それぞれ運賃の確認方法は同じではありません。

国際クーリエでは容積重量が関係する場合がありますが、日本郵便EMSでは、公式の重量別料金表と発送先の地帯を確認する必要があります。

また、国・地域ごとに発送可能なサイズや重量の上限も異なります。

一つの配送会社で使った計算式を、別のサービスにそのまま当てはめない
ことが重要です。

6. 追加料金を見落とさない

海外発送では、基本運賃だけでなく、追加料金が発生することがあります。

代表的なのは次のようなものです。

燃油サーチャージ

遠隔地配達手数料

繁忙期の追加料金

大型荷物や特殊取扱いの手数料

通関関連の事務手数料

同じ重量・サイズでも、発送先の郵便番号や時期、利用サービスによって
料金が変わる場合があります。

そのため、基本運賃だけを見て販売価格を決めることは避けましょう。

7. 出荷前に記録を残す

送料の見積もりと実際の請求額を比較できるように、発送時の情報を
記録します。

最低限、次の項目を整理しておくと便利です。

梱包後の実重量

箱の長さ・幅・高さ

発送先の国・地域

配送会社とサービス名

送料の見積額

追加料金の有無

実際の請求額

差額が発生した場合の理由

また、梱包後の箱の写真や、計量器の表示を保存しておくと、
後から確認しやすくなります。

ただし、正式な請求重量は配送会社側の計測結果や契約条件によって
異なる場合があります。

まとめ

海外発送では、商品が軽ければ送料も安いとは限りません。

箱のサイズが大きいと、容積重量によって送料が高くなる場合があります。

また、燃油サーチャージや遠隔地向けの追加料金などが発生することも
あります。

大切なのは、商品の重さだけでなく、梱包後の重量・寸法・配送先・
追加料金を合わせて確認することです。

販売価格を決める前に、実際の梱包状態を想定して送料を見積もりましょう。

※本文の重量・送料・販売条件は説明用の仮定例です。実際の配送会社の
請求料金や利益を示すものではありません。

※掲載画像はAI生成のイメージです。画像内の配送会社ロゴ・重量表示・
寸法は公式情報や実測値ではありません。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す