タロットや占星術をひとつずつ学んで、いよいよココナラで出品しようと思ったとき、意外なところで手が止まる人がいます。それが「文章、何を書けばいいの?」という問題です。
占うことはできる。誰かの悩みに寄り添いたい気持ちもある。なのに「プロフィールを書いてください」と言われると、急に難しくなる。もし今それに近いことを感じているなら、少しだけ読んでみてください。
占いができることと、文章が書けることは別
占い師に必要なのは占術の知識だけではありません。どんな人に占ってほしいのか、自分は何を大切に鑑定するのか、どんな悩みを得意としているのか――こういったことを、結局は文章で伝える必要があります。
ここで多くの人が、当たり障りのない言葉に頼ってしまいます。「優しく寄り添います」「あなたの未来を読み解きます」。文章として間違っているわけではありませんが、正直なところ、これは自分でなくても書ける言葉です。きれいなのに「あなた」が見えてこない。占い師デビュー時の文章によくある落とし穴です。
「AIに書いてもらえばいいじゃん」の落とし穴
そこで便利なのがAIです。「占い師としてのプロフィールを作って」とお願いすれば、誤字もなく構成も整った文章がすぐに出てきます。だからこそ、そのまま完成品として使いたくなる。
ただ、一度声に出して読んでみると、「きれいだけど自分っぽくない」と感じることがあります。AIが悪いわけではありません。AIは「それらしい文章」を作るのは得意ですが、「この人ならこう言う」「この一文は少し固すぎる」といった、人間同士の微妙な感覚まではまだ拾いきれない。だから、AIに書いてもらって終わりにせず、最後に人間が整えるひと手間が必要になります。
例えば、こんな違い
AIに「恋愛に悩んでいる女性向けの占いサービスの紹介文を書いて」とお願いすると、こんな文章が出てくるかもしれません。
> 「あなたの心に寄り添いながら、カードを通してお相手の気持ちや今後の可能性を丁寧に読み解きます。誰にも言えない恋のお悩みも、安心してご相談ください。」
悪くはありません。ただ、「占いサービスによくある文章」の範囲を出ていないのも事実です。ここに少しだけ具体性を足すと、印象が変わります。
> 「好きだからこそ、ちょっとしたLINEの返信にも一喜一憂してしまう。『嫌われた?』『もう脈はない?』と、ひとりで何度も考えてしまう。そんな恋のモヤモヤを、カードを通して一緒に整理していきます。」
文章を難しくしたわけではなく、状況をひとつ具体的に描いただけです。それだけで「あ、私のことかも」と感じてもらえる可能性が上がります。
大切なのは「上手さ」だけじゃない
占いを探している人は、必ずしも上手な言葉を求めているわけではありません。「この人なら話しても大丈夫そう」「私の気持ちをわかってくれそう」――そう感じられることのほうが、実は決め手になることが多いです。
だからプロフィールやサービス説明では、「私は何ができます」だけでなく、「あなたのこんな気持ち、わかります」が伝わる一文があると、それだけで印象が変わります。
これから占い師デビューするなら
最初から完璧な文章を書く必要はありません。まずは自分の言葉で、なぜ占いを始めようと思ったのか、どんな相談を受けたいのか、相談者にどんな気持ちで帰ってほしいのか、鑑定で何を大切にしているのかを書いてみてください。
多少不器用な文章でも構いません。むしろ最初はそのくらいのほうが、後から整えやすい「あなたらしい素材」になります。AIを使うなら、ゼロから全部書かせるのではなく、自分の言葉を整理するために使う――そのくらいの距離感がちょうどいいと思います。
もしAI文章に違和感があるなら
「内容は間違っていない。文章もきれい。でも、なんか違う」――そう感じているなら、必要なのはもう一度AIに書き直させることではなく、一度人間の目で読み直すことかもしれません。
どこか機械的に感じるところ、同じような表現が続いているところ、きれいすぎて逆に距離を感じるところ。「寄り添います」「丁寧に」「あなたの未来を」のような、占い文章でよく使われる言い回しを一つずつ見直していくと、文章は少しずつ自分の声に近づいていきます。
占い師デビューは、占いだけで終わらない
占いを学び、鑑定の練習もして、いよいよ出品――となったときに「文章どうしよう」となるのは、珍しいことではありません。文章が苦手だからといって、占い師には向いていないということはありません。占いと文章づくりは、そもそも別の作業です。苦手なところは誰かの力を借りてもいい。AIを使ってもいい。大切なのは、あなたの占いが、あなたらしい言葉で伝わることだと思います。
🔮 最後に
AIでプロフィールやサービス文章を作っていて、「なんだかAIっぽい」「きれいだけど自分らしくない」と感じているなら、一から作り直す必要はありません。今ある文章を、人が読んで自然に感じる言葉に整えるという方法もあります。
私はココナラで、占い・スピリチュアル分野に特化して、AIが作った文章のリライトをしています。AIの便利さは残しながら、「AIが書いた文章」を「人が書いたと感じる文章」に近づける。これから占い師としてデビューする方の、最初の文章づくりのお手伝いができればと思っています。