月別の集計で、日付がずれる・月末の分が抜ける時に、上から順に確かめる5つ

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10月分の売上を集計したら、31日の分が入っていない。月別の表を作ったら、去年の10月まで混ざっている。CSVを貼ったら、10月3日が3月10日として集計されている。日付の集計は、エラーが出ないまま数字がずれるので、月末の報告で初めて気づくことがあります。

よくある原因を、確かめやすい順に5つ並べました。GoogleスプレッドシートでもExcelでも同じです。例は、「売上」シートのA列に日付、C列に金額、G1に月初(10/1)、H1に月末(10/31)が入っている形です。

=SUMIFS(売上!$C$2:$C$1000,売上!$A$2:$A$1000,">="&G1,売上!$A$2:$A$1000,"<="&H1)

■1. 日付が「文字の日付」になっていないか

CSVやほかのシステムから貼り付けた日付は、見た目は日付でも文字列のことがあります。文字列の日付は「>=10/1」のような条件に当たらないので、その行だけ黙って集計から抜けます。

確かめ方:日付の列の横に =ISNUMBER(A2) を入れて下へコピーします。FALSE の行が文字列です。セルの中で左に寄っている日付も、文字列のことが多いです。

直し方:空いている列に =DATEVALUE(A2) を入れて日付にし、表示形式を日付にして、その列を条件範囲にします。

■2. 日付に時刻が付いていないか

注文日時のように「2026/10/31 15:00」と時刻まで入っている列は、「<=10/31」で絞ると31日の分が抜けます。10/31 は「10/31 の 0:00」なので、15:00 はそれより後になるためです。

確かめ方:日付のセルを選んで、数式バーに時刻が出ていないかを見ます。

直し方:月末の条件を「翌日より前」にします。

=SUMIFS(売上!$C$2:$C$1000,売上!$A$2:$A$1000,">="&G1,売上!$A$2:$A$1000,"<"&H1+1)

■3. 月の取り出し方で、年が混ざっていないか

MONTH(A2) は「10」だけを返すので、2025年10月と2026年10月が同じ「10月」として足されます。前の年のデータが同じシートに残っていると、10月分だけ多くなります。

直し方:空いている列に =TEXT(A2,"yyyy-mm") を入れて「2026-10」の形にし、その列を条件にします。

=SUMIFS(売上!$C$2:$C$1000,売上!$D$2:$D$1000,"2026-10")

(D列が TEXT で作った「年-月」の列)

■4. 月と日が入れ替わって読まれていないか

海外のサービスから出したCSVは「10/03/2026」のように「月/日/年」の順のことがあります。日本の設定のまま読み込むと、10月3日が3月10日になったり、13日以降だけ文字列のまま残ったりします。

確かめ方:13日以降の日付(例:10/15)が正しく日付になっているか、1で書いた ISNUMBER で確かめます。12日までは日付になり、13日以降だけ FALSE なら、月と日が入れ替わっています。

直し方:Googleスプレッドシートは「ファイル → 設定 → 地域」を、CSVの元の国(例:米国)にしてから読み込み、そのあと日本に戻します。Excelは「データ → テキストまたはCSVから」で読み込み、日付の列の「ロケール」を英語(米国)にします。

■5. 締め日が月末でないのに、月で集計していないか

20日締めの会社で、10/21〜10/31 の売上を10月分に入れてしまうと、締めの数字と合いません。

直し方:空いている列に「締め月」を作ります。20日締めなら、21日以降を翌月分にします。

=TEXT(EDATE(A2,IF(DAY(A2)>20,1,0)),"yyyy-mm")

10/20 は「2026-10」、10/21 は「2026-11」になります。この列を3と同じように条件にします。

■合計を「答え合わせ」する一行

直したあとは、全体の合計と、月別に足した合計が一致するかを確かめると安心です。

=SUM(売上!$C$2:$C$1000)-SUM(F2:F13)

(F2:F13 は月別のSUMIFSの結果)が0なら、どの月にも入らなかった行はありません。0でなければ、文字列の日付か、範囲の外の年の行が残っています。

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