「こんなに頑張ってるのに、なんで評価されないんだろう」
仕事量は多い。頼まれたこともやってる。自分なりにちゃんと仕事をしているつもりなのに、給与は変わらない。上司から評価されるわけでもない。
こういう状態が続くと、「私の努力が足りないのかな」「そもそも私って、仕事できないのかな」と、自分の能力そのものまで疑いたくなることがあります。
でも私は、仕事で評価されないときに、いきなり「もっと頑張らなきゃ」に行かなくてもいいと思っています。
いや、もう頑張ってる可能性あるやん。
見るべきなのは、努力の量だけじゃありません。自分が持っている強みと、その職場で評価されるものが噛み合っているのか。ここも一度見てみてほしいんです。
私は1日5〜15記事書いても、時給は同じでした
私はライターとして10年ほど仕事をしていて、これまで5,000記事以上を書いてきました。会社でライターとして働いていた時期もあります。
その頃、私は1日に5〜15記事ほど書くことがありました。他の人が3〜4記事の日でも、基本的には同じ時給です。
当時の私の感想?「は?」です。笑
もちろん、記事は本数だけで価値が決まるものではありません。テーマや文字数、必要な調査量によって、一本にかかる時間は全然違います。
ただ、私の場合は長くライターを続ける中で、「速く書く」という力が身についていました。
でも時給で働いていた会社では、私が速く書いて本数を増やしたからといって、その日の給与がそのまま増える仕組みではありませんでした。
一方、フリーランスのライターとして働く場合、案件によっては記事単位などで報酬が決まります。そういう仕事なら、同じ品質を保ちながら効率よく書ければ、結果として時間あたりの収入が変わることもあります。
別に、会社を辞めた瞬間に私の能力が上がったわけじゃないんですよね。同じ「速く書ける」でも、いる場所や報酬の仕組みによって、返ってくるものが違った。
これ、仕事で「評価されない」と悩んでいるときに、結構大事な視点だと思っています。
「評価されない=能力がない」とは限らない
仕事で評価されないと、自分に足りないものを探したくなります。
「もっとスキルをつけたほうがいい?」
「もっと仕事を引き受けたほうがいい?」
「評価されている人みたいに振る舞ったほうがいい?」
もちろん、本当に改善したほうがいい部分がある場合もあります。必要なスキルを身につけたり、仕事の進め方を変えたりすることで評価が変わることもあるでしょう。
でも、それだけとは限りません。
たとえば、「仕事が速い」という強みがある人。
処理件数や成果が評価される仕事なら、その速さが評価につながることがあります。でも、速く終わったら次の仕事が追加されるだけで、評価や待遇にはほとんど反映されない職場もある。
人の話をじっくり聞ける人も同じです。
顧客へのフォローや丁寧な対応が重視される仕事なら強みになる。一方で、とにかく短時間で大量に処理することが優先される環境なら、その丁寧さが評価されにくいこともある。
つまり、
強みがあるかどうか。
その強みに点数が入る場所にいるかどうか。
これは別の話なんですよね。
だから私は、「私には強みがないのかな」と思ったとき、その前に一回こう考えてほしいです。
「その強み、今いる場所で点数入る?」
あなたが欲しい「評価」って、何だろう?
もう一つ考えてみてほしいことがあります。「何が返ってきたら、私は“ちゃんと評価された”と思える?」です。
たとえば、
・給与が上がる
・昇進する
・仕事を任せてもらえる
・裁量が増える
・上司から認めてもらえる
・成果をきちんと見てもらえる
同じ「評価されたい」でも、欲しいものは人によって違います。
給与が一番引っかかっている人に、「上司から褒めてもらえるようになりました」と言っても、たぶん「いや、そこじゃない」になる。
逆に、給与だけではなく、「これだけやっているのに、誰にも見てもらえていない」と感じることがつらい人もいます。
だから一度、「私は何が返ってこないから、評価されていないと感じている?」と考えてみてください。
ここがわかると、「評価されない」という大きなモヤモヤが、少し具体的になります。
頑張っても評価されないときに確認したい3つのこと
ここまでの話を、自分の仕事に当てはめてみます。
確認したいのは3つです。
①私は何を頑張っている?
仕事量なのか、スピードなのか、正確さなのか、人へのフォローなのか。まずは「自分は何を頑張っていると思っているのか」を言葉にします。
②会社では何が評価されている?
自分が頑張っているものと、会社が評価しているものが同じとは限りません。評価制度があるなら確認する。上司との面談があるなら、自分に何を期待されているのか聞いてみる。実際に評価されている人が、どんな部分を見られているのか考えてみるのも一つです。
③私が欲しい評価は何?
給与なのか、役割なのか、裁量なのか、承認なのか。
この3つを並べると、
「自分が頑張っていること」
「会社が評価していること」
「自分が返してほしいもの」
のズレが見えてくることがあります。
たとえば、
「私は仕事を早く終わらせることを頑張っている。でも会社では処理件数が評価にほとんど影響しない。そして私は、成果を給与にも反映してほしいと思っている」
ここまでわかれば、単純に、「私の努力が足りない」だけでは説明できなくなりますよね。
一番わかりにくいのは「自分の強み」だったりする
ただ、ここで難しいことがあります。「じゃあ、そもそも私の強みって何?」です。
これ、自分のことになると意外とわかりません。
毎日普通にやっていることほど、
「こんなの誰でもできるでしょ」
「仕事なんだから普通じゃない?」
「別にたいしたことじゃない」
で終わらせやすい。
私自身、「速く書ける」という部分も、ライターを長く続ける中で身についてきたものです。毎日やっている本人からすると、それがどのくらい自分の特徴なのかって、わかりにくいんですよね。
だから、「評価されない」が続いて自信をなくしているときほど注意してほしいです。
評価されない。
だから私には能力がない。
だからもっと頑張らなきゃ。
この一直線にしなくていい。
もしかしたら、「持っているものが、今いる場所では評価されにくい」という可能性もあるからです。
もっと頑張る前に「どこで点数が入る?」を考えてみる
私は今でも、「頑張ること」自体が悪いとは思っていません。スキルを身につけることも必要だし、苦手なことを改善したほうがいい場面もあります。
でも、すでに頑張っているのに、
「まだ足りない」
「もっとやらなきゃ」
「私がダメなんだ」
と、自分に追加で負荷をかけ続ける前に、一度違う角度から見てもいいと思っています。
私は何が得意なんだろう。
それは、今いる場所で評価されるものなんだろうか。
私は、どんな環境ならその強みに点数が入るんだろう。
会社員ライターだった頃も、フリーランスになってからも、私は私です。でも、同じ「速く書ける」という部分でも、働く仕組みが変われば返ってくるものは変わりました。
だから、「私って仕事できないのかな」で終わらせる前に、「私の強みって、どんな環境ならちゃんと評価されるんだろう?」まで考えてみてほしいんです。
「で、私の場合はどこで点数入る?」と思ったら
ここまで読んで、
「自分が欲しい評価はなんとなくわかった」
「今の職場で評価されるものも、なんとなく見えてきた」
でも、
「じゃあ私自身の強みは?」
「その強みを活かしやすい環境って?」
となると、自分ではわからなくなることがあります。
私はココナラで、仕事運を専門に鑑定しています。
「頑張っているのに評価されない」
「自分の強みがわからなくなってきた」
「今の職場では、自分を活かせていない気がする」
そんなときは、今のお仕事の状況や強み・適職などを見ながら、「自分はどんな環境で力を活かしやすいのか」を一緒に整理していきます。
「もっと頑張らなきゃ」の前に、「で、私の場合はどこで点数入る?」そこから一緒に見ていきましょう。
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