こんにちは。人生の再出発を応援する、紀真(きま)です。
皆さんのお宅には、営業電話や不審な電話がかかってくることはありませんか?
最近は、新しい通信回線への乗り換えを勧める営業電話や、家族、警察などを名乗る詐欺電話も気になりますね。
特に高齢者のいる家庭では、知らない相手からの電話に、すぐに出ないという対策をしている方もいらっしゃると思います。
我が家でも、留守番電話を利用しています。
悪質な営業電話の場合、留守番電話に切り替わると、すぐに電話を切ってしまうことがあります。
こちらとしては、相手と直接話さずに済むので、ひとまず安心です。
ところが、2026年10月9日、我が家の留守番電話に、ちょっと不思議なメッセージが残されていました。
■「荷物がお届けできません」という自動音声
電話に残されていたのは、こんなメッセージです。
「何度もお伺いしましたが、お留守なので、荷物がお届けできません」
そして、
「番号1番を押してください」
という機械音声でした。
さて、皆さんなら、どうされますか?
「荷物が届かなかったのか。それは困った!」
そう思って、つい指示どおりに電話機のボタンを押してしまう方もいるかもしれません。
特に、こうした電話に慣れていない高齢者の方なら、慌てて操作してしまうことも考えられます。
しかし、我が家では、電話のメッセージを一緒に聞いていた家族と、こんな会話になりました。
紀真「不在者通知(不在票)は届いていた?」
家族「いやーー、そんなの入ってなかったよ」
そうなんです。
本当に配達に来て、不在だったのであれば、不在票などで知らせてくれることが多いはずです。
もちろん、配送方法によって対応は異なりますから、不在票がないという理由だけで詐欺だと断定することはできません。
それでも、電話で突然「1番を押してください」と言われたら、いったん立ち止まって考えたいものです。
■似たような電話への注意喚起が出ています
気になって調べてみると、今回の電話とよく似た事例が、公的機関からも紹介されていました。
① 岡山市「自動音声による不審な電話に注意!」
2026年4月14日付の注意喚起では、宅配業者を名乗る自動音声が、荷物を持ち帰ったと説明し、オペレーターにつなぐために「1番を押してください」と案内する事例が紹介されています。
ボタンを押すと、担当者を名乗る人物につながり、名前や住所を尋ねられたという内容です。
岡山市の公式注意喚起はこちら↓
『自動音声による 不審な電話に注意!(Vol.40)』
② 日本郵便「日本郵便や郵便局を装った不審な電話にご注意ください」
日本郵便も、郵便局などを名乗り、自動音声で電話機のボタン操作を促す不審な電話について注意喚起しています。
日本郵便の公式情報はこちら↓
『日本郵便や郵便局を装った不審な電話にご注意ください。』
③ 国民生活センター「自動音声の電話で未納料金を請求する詐欺に注意!」
国民生活センターも、自動音声の案内に従ってボタンを押したところ、オペレーターにつながり、個人情報などを聞かれた事例を紹介しています。
国民生活センターの公式情報はこちら↓
『自動音声の電話で未納料金を請求する詐欺に注意!-実在する事業者をかたって電話をかけてきます-』
今回、我が家にかかってきた電話が、これらの事例と同じ発信元によるものかどうかは分かりません。
しかし、よく似た手口が報告されている以上、注意しておく必要があります。
■不審な電話を受けたとき、どうすればよいのでしょうか?
私が皆さんにお伝えしたいのは、次の4点です。
- 留守番電話に「番号を押してください」と残されても、慌ててボタンを押したり、指示された番号に折り返したりしない。
- 荷物に心当たりがあれば、宅配業者の公式サイトや、送り主からの連絡など、別の方法で確認する。
- 警察や家族、宅配業者などを名乗る相手でも、いったん電話を切り、自分で確認した公式の連絡先に問い合わせる。
- 不安な場合は、警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」に相談する。
参考:警察庁「特殊詐欺対策」
■最後に――慌てて行動する前に、ひと呼吸
留守番電話は、知らない相手とすぐに話さずに済むという点で、私たちを守るための大切な手段です。
しかし、留守番電話に残されたメッセージが、すべて安全とは限りません。
「荷物が届かなかった」「大切な連絡かもしれない」と思っても、慌てて行動する前に、まずはひと呼吸。
そして、電話以外の方法でも確認してみる。
今回の我が家の出来事が、皆さんのご家庭でも、こうした電話について考えるきっかけになれば幸いです。
どうぞ皆さんも、くれぐれもお気をつけください。