こんにちは、四柱推命鑑定師の麦穗です。
今日は、ある男性の命式を通して、
「子どもとの縁」と「人生の後半」を見ていきます。
少し重い内容ですが、四柱推命ではこうした人生の転機も、命式の構造から読み取ることがあります。
🌿 木が強すぎる命式
この命式は、乙木日主・辰月生まれ。
寅・卯・辰がそろって「三会木局」となり、さらに乙木自身にも根があります。
つまり、木の気が非常に強い命式です。
一方で、木を適度に整える金の気が弱い。
そのため、
「頑張っても、なかなか思い通りにならない」
という人生になりやすい。
特に重要なのが、財星を意味する土の気です。
木が強すぎるため、土が弱くなりやすく、
財・家庭・配偶者・子どもとの縁にも不安定さが出やすい命式でした。
👨👩👧 家庭・兄弟
幼少期の家庭は、決して裕福ではありません。
ご本人からも、
「両親は農業をしていて、食べるには困らなかった」
とのこと。
兄弟については、男性の兄弟ではなく、姉妹との縁が強い。
実際に、
「姉が2人、妹が1人いる」
という回答でした。
📚 学歴は高くない
木が非常に強く、土が弱い。
さらに大運でも木の勢いが強まり、学業を支える力が十分ではありません。
鑑定では、
「ほとんど学校には行かず、字が少し読める程度では?」
とお伝えしました。
実際には小学校まで。
その後は家の農作業を手伝いながら、生計を立てていきました。
💔 結婚は一度では終わらない
この命式では、配偶者を表す財星が木に圧迫されやすい。
そのため、夫婦関係は安定しにくく、
「離婚、あるいは配偶者との別れが出やすい」
と判断しました。
実際、ご本人は一度離婚し、その後再婚。
しかし、再婚後も家庭内では金銭をめぐる問題が続きました。
🕯️ そして、最も重かった「子どもの縁」
この命式を見ていて、最も気になったのが子どもの部分でした。
鑑定時には、
「息子さんがいても、状態がかなり心配です」
と伝えました。
すると、
「息子はいる。でも、以前、男女関係のトラブルに巻き込まれて亡くなった」
とのこと。
これは非常に重い話です。
命式だけで出来事を断定することはできませんが、
四柱推命では、子どもを表す星と、それを支える環境のバランスから、子どもとの縁の強弱や波を見ることがあります。
この命式では、その部分に大きな弱点がありました。
🔎 命式を見るときに大切なこと
このケースで私が強く感じたのは、
「吉星があるか」だけではなく、
その星を守れる構造になっているかを見ること。
ということです。
一見すると、財星も印星も存在しています。
しかし、全体の木気があまりにも強く、
必要な星が十分に力を発揮できない。
だから人生の前半では、
🌱 家庭は質素
🌱 学歴は高くない
🌱 仕事も決して華やかではない
🌱 結婚も一度では収まらない
そして人生の後半には、
最も大切な息子との別れ。
命式を見るとき、私はいつも「良い・悪い」だけで判断しません。
どこが強く、どこが弱いのか。
そして、その弱点がいつ運勢によって刺激されるのか。
そこまで見て、初めて一人の人生が見えてきます。
🌿 麦穗より
四柱推命は、未来を怖がるためのものではありません。
むしろ、
「自分の命式の弱点を知って、どう生きるか」
を考えるためのものだと思っています。