こんにちは、四柱推命鑑定師の**麦穂**です。🌿
今回は、幼少期には家庭の事情に恵まれなかった一方で、学業では大きく飛躍し、30代以降に仕事運が伸びていった男性の命式をご紹介します。
人生には、不思議なことがあります。
子どもの頃に失ったものが多くても、
大人になってから、自分の力で人生を作り直していく人がいます。
この命式は、まさにそのタイプでした。
🌳 命式のポイント
乙木の日主が寅月に生まれ、さらに地支に寅・卯・辰の三会木局。
甲木も日主のすぐそばにあり、木の気が非常に強い命式です。
このように木が旺盛な命式では、木そのものをさらに増やすより、
丁火で木の力を外へ流すこと
が重要になります。
幸い、この命式には丁火があり、しかも水がありません。
つまり、
「才能を持って生まれ、その才能を外へ出していける命式」
と読むことができます。🔥
① 幼少期・家庭環境 🏠
木が非常に強い一方、幼少期の運では火の力がまだ十分ではありません。
鑑定では、
「子どもの頃、ご両親の間に何か大きな変化がありませんでしたか?」
とお聞きしました。
実際、小学生の頃に両親が離婚。
その後は母親と暮らし、10歳を過ぎてから父親とはほとんど連絡を取っていません。
一方で、母親や祖母、叔父からは大切に育ててもらったそうです。
人生の最初からすべてに恵まれていたわけではありません。
それでも、身近な人から受けた愛情が、この方を支えたのでしょう。
② 学歴・才能 📚✨
この命式で特に目を引くのが、**丁火の「泄秀」**です。
木が旺盛だからこそ、その力を火へ流す。
学習・知性・表現力などに、そのエネルギーが向かいやすい形です。
鑑定では、
「かなり高い学歴になるはずです」
と読みました。
結果は――
985・211大学を卒業し、さらにダブルディグリー。
中国ではかなり評価の高い学歴です。
さらに国際的な会計資格も取得。
幼少期の家庭環境だけを見れば想像できないほど、学業面では大きく伸びています。
③ 結婚・家庭 💍
命式そのものに大きな婚姻上の破綻が見られず、丁火も比較的きれいに働いています。
そのため、
「結婚生活は安定しています。良い奥様に恵まれているのでは?」
とお伝えしました。
実際、夫婦関係は良好。
子どもにも恵まれ、息子さんがいるそうです。
仕事だけでなく、家庭面でも安定しているタイプです。🌿
📈 ④ 仕事運――中年からさらに伸びる
この命式の面白いところは、大人になってから運がどんどん良くなること。
特に中年以降、南方の火の運に入り、命式に必要な丁火が力を得てきます。
鑑定では、
「これまでの仕事も順調ですが、これからさらに上がっていきます」
と読みました。
実際、就職は親族の助けもあり比較的スムーズ。
2016〜2020年頃には収入も大きく伸び、その後は別の組織へ移り、2021年には役職も上がりました。
現在は国有企業で管理職を務めています。
2022〜2024年は木の気がさらに強まるため、収入面では少し停滞感がありました。
しかし、2025年乙巳、2026年丙午と火の気が強まることで、再び仕事運が動きやすくなります。🔥
特にこれから数年は、
「今まで積み上げてきたものが、もう一段上の評価につながる」
可能性があります。
🌟 この命式から見る「人生の伸び方」
この方の人生で興味深いのは、
幼少期の環境と、大人になってからの人生がまったく同じではないこと。
両親の離婚。
父親との別離。
それでも、母親や祖母、叔父の支えを受けながら勉強を続け、非常に高い学歴を得ました。
そして現在は、仕事でも家庭でも安定。
四柱推命では、
「最初の環境」だけを見て、その人の人生全体を判断してはいけません。
大運が変われば、同じ命式でも人生の景色は大きく変わります。
🌱 少年期に苦労したからといって、人生後半まで苦しいとは限らない。
むしろ、この方のように、中年から一気に伸びる命式もあります。
若い頃に失ったものがあっても、
その後の人生まで失われるわけではありません。
人生の本当の伸び時は、
意外と「後半」にやって来ることがあります。🔥
命式を見るときは、現在だけではなく、10年ごとの大運と、その人がどの時期に力を発揮できるのかまで見ることが大切です。