「リスク分散」の先にあるもの —— 40棟のオーナーが語る不動産戦略の真実

「リスク分散」の先にあるもの —— 40棟のオーナーが語る不動産戦略の真実

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ビジネス・マーケティング
「なぜそんなに多くの、しかもバラバラな地域の物件を持っているのですか?」

最近、よく聞かれる質問の一つです。現在、私は地方と都市圏を合わせ、40棟以上の不動産を運用しています。多くの投資家が「資産価値の高い都市圏」か「利回りの良い地方」のどちらかに絞って投資する中で、私がこのハイブリッドなスタイルを選んだ理由をお話しします。

1. 「究極の安定」を求めたハイブリッド戦略
結論から言えば、このスタイルは「究極の安定」を求めた結果です。

都市圏の不動産は、言わずもがな資産価値が下がりにくく、出口戦略(売却)の際にも流動性が高いという大きなメリットがあります。一方で、物件価格が高騰している今、利回りは決して高くありません。手元に残る現金(キャッシュフロー)を増やすには、相当な規模か時間が必要です。

一方で、地方物件はどうでしょうか。確かに人口減少のリスクは無視できません。しかし、圧倒的な利回りの高さは、投資のスピードを一気に加速させてくれます。適切な管理と「その街に今、何が必要か」を見極める確かな目があれば、地方は今でもキャッシュを生み出し続ける宝の山になります。

2. 40棟まで拡大できた「仕組み」の秘密
私が40棟まで規模を拡大できたのは、この両者の「いいとこ取り」を組み合わせた独自のサイクルがあったからです。

都市圏の物件で「資産性」を積み上げ、金融機関からの信用(担保力)を確保する。そして、地方物件で得た潤沢な「キャッシュフロー」を、次の物件の頭金や修繕費にスピーディーに再投資する。この両輪が噛み合ったことで、一箇所に集中するよりも遥かに安定した、かつ力強い拡大が可能になりました。

3. 投資の先にある、オーナーとしての責任
もちろん、最初からすべてが順風満帆だったわけではありません。空室が埋まらずに頭を抱えた夜もありましたし、地方特有のルールや商習慣に戸惑うことも多々ありました。

しかし、40棟それぞれに、そこに住む方々の人生があります。 「安心して暮らせる場所を提供する」というオーナーとしての責任感こそが、戦略を練る上での一番の原動力になっています。

最後に
不動産投資は単なる数字のゲームではありません。地方の街が持つ温かな可能性と、都市圏が持つダイナミックな力強さ。その両方に触れることで、私自身の視点や人生もより豊かになりました。

これから不動産投資を始めたい方、あるいは今のやり方に壁を感じている方にとって、私の経験が少しでもヒントになれば幸いです。
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