ココナラのコンテンツマーケット(以下CM)に記事を出そうとすると、入力欄の仕様がどこにも書いてありません。
タイトルは何文字まで入るのか。カバー画像は必須なのか。有料ラインはどこに引けるのか。公式ヘルプには手順の流れだけが書かれていて、具体的な上限値や制約は出てきません。私は10月に2本出しましたが、1本目はタイトルが長すぎて保存時に止められ、書き直しました。
そこで2026年11月5日に、出品画面を最初から最後まで開いて、取れる仕様を全部書き出しました。以下は推測ではなく、その日に自分の画面で確認した実測値です。
1. 出品の入口と、選べる2種類
入口は「出品する」からコンテンツ出品へ。種類の選択画面で2つに分かれます。
- 記事(執筆した記事・ノウハウ・エッセイ・小説作品など)
- ファイル(画像・イラスト・動画・音声・PDF・テンプレートなど)
11月5日時点で、ファイル側には NEW のラベルが付いていました。
この画面には注記が1つ出ています。添付ファイルとダウンロードファイルは、規約違反の確認のため運営のチェックが入るという内容です。つまりファイル型は審査が挟まることが明記されています。記事型にはこの記載がありません。
2. 記事型は「3画面」構成
記事型を選ぶと、公開までは3つの画面を順に通ります。
1. 記事の編集(タイトル・本文・カバー画像)
2. 有料エリアの設定(どこから下を有料にするか)
3. 公開設定(カテゴリ・価格など)
ここが地味に重要で、価格とカテゴリは1画面目には出てきません。「とりあえず値段を決めてから書こう」という順番では進めません。本文を書き終えて、有料ラインを引いてからでないと公開設定に進めない作りになっています。
3. タイトルは50文字まで(ただし入力欄は止めてくれない)
タイトル欄の仕様がいちばん分かりにくい部分でした。
- タイトル欄は1行入力ではなく、複数行扱いのテキストエリア
- 入力の上限を知らせる設定が付いていない。実際に60文字を入れてもそのまま入力できる
- ところが下書き保存を押した瞬間に「タイトルが50文字を超えています」と出て止まる
つまり上限は50文字。ただし気づけるのは保存を押したときだけです。長いタイトルを書いてから削るのは手戻りになるので、最初から50文字以内で設計したほうが早いです。
参考に、ココナラブログ側(この記事を書いている画面)はタイトルの上限が違います。私は10月22日に71文字のタイトルでブログを公開できています。ブログとCM記事でタイトルの上限は別です。
もうひとつ。編集画面の下に出ている文字数カウンタは、本文だけを数えています。タイトルは含まれません。
4. カバー画像は「ドラッグのみ」
カバー画像の欄はこうなっています。
- 表示は「ドラッグしてカバー画像に設定」
- 対応ファイルは JPG・PNG、最大100MB
- そしてファイルを選ぶボタンがありません。ドラッグ&ドロップだけです
ここは人によって詰まる場所だと思います。画像をドラッグしにくい環境だと、そもそも設定しようがありません。なお、ココナラブログ側のカバー画像は「クリックまたはドラッグ&ドロップ」と書かれていて、クリックでも選べます。同じココナラでも画面ごとに違います。
5. カバー画像がないと「一部のページで表示されない」
これが今回いちばん効いた発見です。
カバー画像を設定しないまま有料エリアの設定画面に進むと、警告が出ます。カバー画像が設定されていない旨と、一部のページではカバー画像のない記事は表示されないことがある、という説明です。
これは運営が画面上で明示している仕様です。注意したいのは、これが警告であってエラーではないこと。カバー画像なしでも公開まで進めてしまいます。進めてしまうので、気づかないまま「どこにも並ばない記事」が出来上がる可能性があります。
私が10月に出した2本は、どちらもカバー画像なしで公開しました。警告は出ていたはずですが、当時は読み飛ばしています。
6. 有料ラインは「段落と段落の間」にしか引けない
有料エリアの設定画面では、本文の段落のすき間に「有料のラインをここから下に変更」という操作点が現れます。文章の途中、文の真ん中では切れません。段落の区切り単位です。
無料で読ませる部分をどこまでにするかは、書く前の段落構成で決まります。後から微調整しづらいので、無料部分の着地点は執筆時に決めておくほうが楽です。
7. ここまでの仕様を一覧にすると
2026年11月5日時点の実測値です。
- 出品の種類:記事 / ファイル(ファイル側にNEWラベル)
- ファイル型の審査:添付・DLファイルは運営チェックあり(記事型には記載なし)
- 画面数:3(編集 → 有料エリア → 公開設定)
- タイトル上限:50文字(入力時は止まらず、保存時にエラー)
- タイトル欄の形:複数行扱いのテキストエリア
- 文字数カウンタ:本文のみ(タイトルは含まない)
- カバー画像:JPG・PNG/最大100MB/ドラッグのみ
- カバー画像なし:公開できるが、一部ページで表示されない旨の警告が出る
- 有料ライン:段落と段落の間
- 価格・カテゴリ:3画面目(公開設定)で入力
8. おまけ:私の実数(30日・11月5日時点)
仕様の話だけだと嘘が混ざりやすいので、自分の数字も置いておきます。ココナラの「サービス・ブログ分析」で、出品者なら誰でも見られる数字です。
ココナラブログ(全3本の累計 341回)
- 1本目「CMは実際どのくらい売れているのか(価格分布の全数調査)」/公開 8月16日/30日の閲覧数 297回
- 2本目「ココナラブログは本当に読まれないのか」/公開 10月8日/30日の閲覧数 27回
- 3本目「ブログ2本で閲覧数が分かれた話」/公開 10月22日/30日の閲覧数 17回
出品サービス3件の合計:30日で閲覧19回・販売0件
CM記事(有料・500円)2本:販売0件・お気に入り0
CM記事の閲覧数は、出品者でも見られません。数えられるのは販売数とお気に入り数だけです。
9. 自分の前回記事を訂正します
10月22日に私はこう書きました。「ココナラブログは閲覧が減るがストック性があり、寿命の長い売り場だ」。根拠は、人気上位10件のうち8件が2021年から2025年の公開だったことです。
11月5日に取り直したら、こうなっていました。
512回(10月1日)→ 387回(10月22日)→ 297回(11月5日)
35日で約42%減。計測するたびに23%前後落ちています。「寿命が長い」の根拠にした「上位に古い記事が多い」は、上位に残った記事だけを見た判断でした。残らなかった記事は上位にいないので見えません。自分の記事の時系列を測ると、単調に減っています。
人気上位がロングセラーであることは事実だと思います。ただそれは、自分の記事が減衰しないことの証拠にはなりません。訂正します。
10. 分かっていないこと
- 「一部のページ」が具体的にどのページなのかは書かれていません。検索結果なのか、トップの特集枠なのか、確認できていません
- カバー画像を付けた記事と付けない記事で露出がどう変わるかは、まだ測っていません。私のCM記事は現在すべてカバー画像なしです
- 閲覧数は自分1アカウントの数字です。他の出品者で同じ形になるとは限りません
- 仕様はいつ変わるか分かりません。実測日は2026年11月5日です