間取りの後悔は、図面の中に隠れている

間取りの後悔は、図面の中に隠れている

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コラム


家づくりの途中で、何度も眺めた間取り図。

部屋の広さも十分。
収納もある。
日当たりもよさそう。

これなら大丈夫、と思っていたのに。

実際に暮らし始めると、小さな不便に気づくことがあります。

例えば、リビングの扉。

図面では何の問題もなさそうでも、家具を置いてみると扉が邪魔になって、毎日の移動が少し遠回りになることがあります。

あるいは、大きな窓。

明るく開放的な空間を期待していたのに、隣の家からの視線が気になって、結局カーテンを閉めたまま過ごすことになるかもしれません。

収納も同じです。

十分な広さがあっても、使う場所から遠ければ、物を戻すのが面倒になってしまいます。

どれも、図面の上では気づきにくいことです。

でも、毎日の暮らしの中では、少しずつ積み重なっていきます。

いい間取りとは、図面がきれいにまとまっていることではなく、そこでの暮らしが自然に収まること。

私はそう考えています。

朝起きてから家を出るまで。
買い物から帰って、荷物を片付けるまで。
家族がそれぞれの時間を過ごすとき。

そんな日常の場面を思い浮かべながら図面を見ると、今まで見えなかったことが見えてくる場合があります。

家を建てる前だからこそ、気づけることがある。

そして、建てる前だからこそ、変えられることがあります。

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暮らしのつづき

一級建築士として22年、約2,000件の住まいのご相談に携わってきた経験をもとに、暮らしの視点から間取りをチェックしています。

家づくりの途中で、少しでも気になることがあれば、ぜひご相談ください。

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