【実体験】「昭和は良かった、令和はダメだ」とボヤく若者へ。昭和生まれの私が伝えたい本当のこと

【実体験】「昭和は良かった、令和はダメだ」とボヤく若者へ。昭和生まれの私が伝えたい本当のこと

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​私の知り合いに、昭和の文化や雰囲気が大好きな若い男の子がいます。

​若くても立派に社会人として働いている彼ですが、昭和の人の考え方や仕事のやり方をとても気に入っていて、ある日こんな風にぼやいていました。

​「今の令和は、昭和に比べると全然ダメですよ」

​若い世代からそんな言葉が出てくることに少し驚きつつ、じっくりと彼の話を聞いてみることにしました。

​「過去の時代」の良い部分しか見ていないのかもしれない
​話を聞いていくうちに分かったのは、彼が憧れている「昭和」は、映画やドラマ、あるいは年配者の思い出話の中にある「良い部分」ばかりが強調された世界だということです。

​確かに昭和には、活気や情熱、人情味あふれる温かさといった素晴らしい一面がありました。

​しかし、昭和生まれの当事者である私から言わせてもらえば、特別「昭和が完璧で良かった」という思いはありません。

​ハラスメントに対する意識の低さ、理不尽な精神論、労働環境の劣悪さなど、今振り返れば「かなり生きづらかった側面」も山ほどあったからです。

​結局のところ、どの時代にも良いところと悪いところがあり、それは昭和も令和も一緒なのだと思います。

​過去を懐かしむのは良いけれど、生きるのは「今」
​彼に私はこう話しました。

​「昔の時代を懐かしんだり、文化を好きでいたりするのは良いことだけど、君はこれからの時代を長く生きていく人間だよ。過去の時代に固執するより、今の時代に合わせた柔軟な考え方をしたほうが、絶対に生きやすくなるよ」

過去を美化して「今はダメだ」と嘆いていても、目の前の現実や時代の流れが変わるわけではありません。

​昭和の思い出やノスタルジーは、昭和生まれの同世代同士で酒でも飲みながら「あの頃はあーだったね」と懐かしむくらいがちょうどいいのです。

​変化を受け入れ、時代に寄り添って生きる
​古い時代の「良い部分(人情や熱量)」は心に留めつつも、現代の「便利な仕組みや柔軟な価値観」を素直に受け入れていく。

​それこそが、どんな時代であってもストレスを溜め込まず、しなやかに生きていくためのコツではないでしょうか。

​過去の幻影に縛られず、今という時代をどう面白く生きていくか。若者との会話を通して、私自身も改めて「今の時代を柔軟に生きる大切さ」を教えられた気がします。

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