40代・50代からのやさしい終活

40代・50代からのやさしい終活

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コラム
こんにちは! 現役ケアマネジャーのみらべる800です。

日々、現場でさまざまなご家族とお話ししていると、

親御さんの介護だけでなく、

ふとした瞬間に

「もし、自分自身が認知症になったら、家族はどうなるんだろう……」と

ご自身の将来に漠然とした不安を抱えている方に出会います。

「まだ40代・50代だし早いよ」

「縁起でもない」

そう思って心にフタをしてしまいがちですが、

実はこの世代だからこそ

元気なうちに少しだけ未来に目を向けておくことが、

大切な家族を守る大きな優しさになります。

今日は、難しい法的書類や遺言書の堅苦しい話ではなく、

今日から無理なく始められる

「家族への思いやりとしての準備」について

お話ししてみようと思います。



1.「終活」を“暗いもの”から“家族へのプレゼント”に変えてみる


「終活」や「認知症への備え」と聞くと、

どこか重苦しく、

老後を諦めたような寂しいイメージを

持っていませんか?

でも、視点を少しだけ変えてみてください。

認知症の備えや老後の希望を整理しておくことは、

「万が一のときに、大好きな家族が迷ったり、

一人で苦しんだりしないで

済むようにするためのヒント」です。

自分がどうありたいか、

どこにお金や情報が

あるのかが分かっていれば、

家族は「どうすればいいんだろう」という無駄な迷いや、

不必要な負担を背負わずに済みます。

これは将来の家族に向けた一番最初の、

そして温かいプレゼントになると思います。

2.元気な今だからできる!


今日から始める3つの「やさしい準備」

特別な手続きや、

専門家に高いお金を払う必要はありません。

まずは、

ご自身とご家族のために、

今日からできる小さな一歩を踏み出してみましょう。

・「お金のありか」をまとめておく

(エンディングノートやメモ)

認知症や病気で急に

入院・サポートが必要になったとき、

家族が一番困るのが

「預金口座や保険、

契約しているサブスクリプションなどの所在」です。

すべてを細かく書く必要はありません。

メインで使っている口座はどこか

クレジットカードや保険の連絡先

これらをひとつのノートやファイル、

あるいはスマホのメモなどに

「もしものときの連絡先」としてまとめておくだけで、

家族の焦りは何分の1にも軽減されます。

・「自分の希望(どう暮らしたいか)」を書き残しておく

「もし寝たきりになったら、こんな風に過ごしたい」

「延命治療の希望は…」

「最後は自宅がいい、あるいは施設がいい」など、

自分の価値観や希望を言葉にして残しておきましょう。

いざというとき、

家族は「本人は本当はどうしたかったんだろう」と一番悩むものです。

自分の希望が文字になっているだけで、

家族は「本人の意思を尊重してあげられた」と

いう大きな安心感と救いを得ることができます。

・「ありがとう」や日常の気持ちを伝える習慣

終活の本質は、

モノやお金の整理だけではありません。

日頃から、

配偶者やお子さん、

大切な人に「ありがとう」と伝えることや、

お互いの価値観を何気ない

会話の中で共有しておくことです。

「お互いのことを少しずつ分かっている」という

日常の積み重ねこそが、

未来の不安をふんわりと和らげてくれる最高の防波堤になります。

まとめ


「自分が認知症になったらどうしよう」という不安の正体は

多くの場合

「大切な家族に迷惑を

かけてしまうかもしれないという恐怖感」だと思います。

だからこそ

不安を一人で抱え込んでモヤモヤするのではなく

「元気な今、家族のために少しだけ形にしておく」ことで

その不安は「安心」へと変わっていきます。

今日からできる第一歩として

お気に入りのノートを1冊用意して

大切な情報や自分の思いを

少しだけ書き出してみませんか?

次回は「日々の心配あれこれ」について

お話をしようと思います。

前回のお話
「何から書いていいか分からない」

「自分の希望のまとめ方に悩む」

そんなお悩みがあれば

一人で抱え込まずにいつでもお気軽にご相談くださいね。

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