配信者・VTuberがHPを持つ意味と、持たなくていい場合
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ビジネス・マーケティング
Web制作をしている石原と申します。配信・TRPG向けの素材制作もしているので、配信者の方とお話しする機会がよくあります。「ホームページって作ったほうがいいですか?」と聞かれることが増えたので、正直なところを書きます。結論から言うと、多くの方には要りません。ただ、要る場面ははっきりしています。まず、多くの場合は要らない視聴者に見てほしいのが「配信の予定」と「SNS」だけなら、プロフィール欄とリンクまとめサービスで十分です。無料で作れて更新も早く、スマートフォンでの見え方も保証されています。ここにお金をかける理由はありません。私は制作する側ですが、必要のない方に勧めるつもりはありません。では、どういうときに要るのか1. 企業からの問い合わせ窓口が必要になったとき
案件の相談が来るようになると、先方は「実績・対応範囲・連絡先」を一度に確認できる場所を探します。SNSのプロフィールを遡らせるのは、相手にとって手間です。ここで離脱が起きます。2. 情報が増えて、リンクまとめに収まらなくなったとき
グッズ、ボイス、コラボ、過去のイベント、ガイドライン。項目が10を超えたあたりから、リンクの羅列では探せなくなります。3. 二次創作ガイドラインを明示したいとき
これは意外と大きい理由です。ファンアートやグッズについて「どこまでOKか」を書いた固定の場所があると、双方が安心します。SNSの投稿は流れてしまうので、この用途には向きません。4. イベントや記念配信の特設ページが要るとき
周年、ライブ、企画。日付と参加方法をまとめた1枚があると、告知のたびに同じ説明を書かずに済みます。作る場合に、気をつけたほうがいいこと重さは正義の敵です。凝ったアニメーションを大量に入れると、スマートフォンでは読み込みに時間がかかります。視聴者の多くはスマートフォンで、しかも移動中に見ます。数秒待たされると、その時点で閉じられます。更新が必要かを最初に決めてください。配信予定を毎週載せたいなら更新の仕組みが必要で、その分だけ費用がかかります。逆に「ガイドラインと連絡先だけ」なら、作りっぱなしで長く使えるので安く済みます。キャラクターの立ち絵は、権利関係を確認してから。ママ(絵師さん)との契約でWeb利用の範囲が決まっている場合があります。ここは制作前に確認しておくと安全です。費用の目安1ページで収まる内容(自己紹介・リンク・ガイドライン・問い合わせ)なら、1万円台から作れます。イベント特設ページも、期間限定なら同程度です。複数ページで更新の仕組みまで入れると、数万円〜十数万円が目安になります。「今の自分に必要なのはどれか分からない」という段階でのご相談も歓迎です。話を伺って「今は要らないと思います」とお伝えすることもあります。そのほうがお互いに良いと思っているので。さいごにホームページは、持っていること自体には価値がありません。「これがないと取りこぼす」という具体的な場面があるかどうかだけが判断基準です。心当たりがあれば、そのときが作りどきだと思います。